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AIのVTuberが現実の3D計測装置を操作。浅原技研がCEATECで実演デモ

株式会社浅原技研は、AIのVTuber「浅原 泉」が来場者の声に応じて現実のステージとレーザを動かし、対象物を3D計測するデモをCEATEC 2026で実演。高度な技術と人をキャラクターがつなぐ新しいインターフェースを提示しました。

生産現場のシステムNAVI編集部
AIのVTuberが現実の3D計測装置を操作。浅原技研がCEATECで実演デモ

この記事の要点: 株式会社浅原技研は、幕張メッセで開催された「CEATEC 2026」において、同社の創業者でありAIのVTuberでもある「浅原 泉」が、来場者の音声指示に応じて現実のステージとレーザを制御し、対象物を3D計測するデモを実演しました。この展示は、東証グロース上場の株式会社QDレーザおよび台湾のMEMSミラーメーカーであるUltimems, Inc.との共同ブースで実施され、キャラクターを介して物理的な産業用装置を動かす試みとして注目を集めました。

発表内容のポイント

  • AIのVTuber「浅原 泉」が音声指示を認識し、現実のステージとレーザを自動制御
  • QDレーザのLSPモジュールとUltimemsのMEMSミラーを用いた3D計測システム
  • 工場の検査やロボットの「眼」となる3Dセンシング技術の新しい操作形態を提案

発表の背景

浅原技研は、工場の検査やロボット向けの「眼」を開発する企業です。同社は、AIが自ら学習して組織を動かし、人間は意思決定と責任を担う組織像を目指しています。今回のデモは、専門的で難解になりがちな3D計測やレーザ制御技術を、AIキャラクターという親しみやすいインターフェースを介することで、専門外の人々にも直感的に伝えることを狙いとして企画されました。

何が発表されたのか

実演デモでは、モニター内のAI VTuber「浅原 泉」に話しかけるか画面のボタンを押すと、キャラクターの発話と連動して現実のステージが移動します。その後、QDレーザ製のレーザスキャニングプロジェクターから青いレーザの縞模様が対象物(硬貨大の円盤)に照射され、浅原技研のカメラとソフトウェアによって32枚の写真から3D点群データを計算・生成します。生成された立体データは画面上に表示され、キャラクターが回転させて見せるなど、一連の計測プロセスが自動で行われます。

製造業・生産管理への見方

製造現場におけるDXや自動化が進む中、産業用ロボットや測定器の操作インターフェースのあり方は重要な課題です。本技術は、音声認識AIと物理デバイスの制御をキャラクターを介して統合しており、将来的に工場の検査工程や設備操作において、専門知識を持たない作業員でも直感的に指示を出せる新しいHMI(ヒューマンマシンインターフェース)の可能性を示唆しています。特に、複雑な3Dセンシングや位置決め制御をバックエンドで自動処理し、フロントエンドを簡略化するアプローチは、現場の省力化や教育コスト削減の観点から注目されます。

現場で確認したいポイント

  • 音声認識およびAIキャラクターを介した制御における、製造現場の騒音環境下での動作安定性
  • 決まった手順を実行するデモ段階から、現場の不規則な要求に対応できる自律学習の実装状況
  • 既存の生産管理システムやPLC(プログラマブルロジックコントローラ)との連携インターフェース

確認しておきたい点

今回のデモはあらかじめ決まった手順を進めるものであり、AIが自ら学んで改善していく自律的な仕組みは開発途上段階であるとされています。実際の製造ラインへの即時導入を想定した製品パッケージとしての発表ではありません。

出典情報

出典 PR TIMES
発表企業 株式会社浅原技研
発表日時 2026-10-13 20:30:02
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