この記事の要点: ミツテック株式会社は、2026年10月26日から東京ビッグサイトで開催される「JIMTOF2026」において、多面外観検査プラットフォームMARシリーズの新ユニットである、6面検査対応の高速外観検査装置MAR3500「レボニー」を初公開します。オプションの反転ユニットを搭載することで、従来は目視に頼らざるを得なかった裏面検査を自動化し、立体物の高速かつ安定した6面自動検査を実現します。
発表内容のポイント
- 反転ユニットの搭載により、従来は目視で行っていた裏面を含む高速6面検査を自動化
- モーション制御と画像検査の統合により、高速移動時でもブレのない高精度な撮像が可能
- ギアやスプラインシャフトなどの立体円筒形状に対応し、キズや打痕、巣穴を可視化
発表の背景
製造現場における深刻な人手不足や、目視検査による品質のばらつきは、多くの生産管理部門が抱える共通の課題です。特に立体物や複雑な形状を持つワークの全周検査は自動化が難しく、一部の面を目視に頼るケースが少なくありませんでした。こうした課題に対し、同社は培ってきた制御技術と画像処理技術を融合させ、検査工程の省人化と品質安定化を目指して本装置を開発しました。
何が発表されたのか
今回発表された「レボニー」は、多面外観検査プラットフォーム「MARシリーズ」の最新装置です。全方位からの撮像機構を備え、オプションの反転ユニットを組み合わせることで、ワークの表裏を含む6面全体の高速検査を可能にしました。ラインカメラユニットや穴検査用センサなどの多彩なオプションによる拡張性も備えています。また、独自のモジュールによってキズ、打痕、巣穴、凹凸といった外観欠陥を可視化し、安定した検出をサポートします。
製造業・生産管理への見方
本装置は、ギア、スプラインシャフト、カウンターシャフトといった、自動車や産業機械で多用される立体円筒形状ワークの検査に適しています。モーション制御と画像検査を高度に統合制御することで、高速ライン上でもブレを抑えた撮像ができるため、タクトタイムの短縮と検査精度の両立が期待できます。また、導入後の品種追加や検査条件の変更にも柔軟に対応できるシステム設計となっており、多品種少量生産を行う現場にとっても実用性の高いソリューションと言えます。
現場で確認したいポイント
- 自社の対象ワーク(形状、サイズ、重量)が、本装置の搬送および反転機構に適応するか
- 既存の生産ラインへ組み込む際の設置スペースや、前後の搬送コンベアとの連携方法
- 検出したい微細なキズや打痕、巣穴に対する、実際の検出精度と判定基準の設定手順
確認しておきたい点
本装置の具体的な処理能力(タクトタイムや検査速度の数値)や、対応可能なワークの最大サイズ・重量制限については、元のプレスリリースに記載がないため、実機デモやメーカーへの直接の確認が必要です。
出典情報
| 出典 | PR TIMES |
|---|---|
| 発表企業 | ミツテック株式会社 |
| 発表日時 | 2026-10-13 09:43:03 |
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