この記事の要点: GMOインターネットグループのGMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社は、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が実施する「サイバーセキュリティお助け隊サービス(新類型)」実証事業の実証事業者に採択された。本実証では、製造業を中心とする全国の中小企業を対象に、「サプライチェーン強化に向けたセキュリティ対策評価制度(SCS評価制度)」の「★3」取得支援を中心とした伴走支援を実施する。
発表内容のポイント
- IPAの「サイバーセキュリティお助け隊サービス(新類型)」実証事業者に採択
- 製造業を中心とする中小企業を対象に、SCS評価制度の「★3」取得を伴走支援
- 現状診断から対策の実装・運用、取得申請までを一貫してサポートし体制構築を目指す
発表の背景
近年、取引先や委託先を起点とするサイバー攻撃のリスクが高まっており、IPAの調査ではサイバーインシデント被害を受けた中小企業の約7割で取引先にも影響が及んでいます。こうした背景から、サプライチェーン全体のセキュリティ水準向上を目指す「SCS評価制度」の整備が進められており、2026年度末頃の制度運用開始を見据え、中小企業が早期に対策を整えられるよう本実証事業が実施されます。
何が発表されたのか
SCS評価制度は、企業のセキュリティ対策状況を「★」で可視化する制度です。すべてのサプライチェーン企業が最低限実装すべき水準とされる「★3」や、標準的な「★4」の取得には、セキュリティ製品の導入だけでなく、ポリシー策定や社内教育など組織的な取り組みが求められます。本実証事業では、リソースの限られる中小企業に対し、現状診断から対策の実装・運用、申請までを一貫して支援し、無理なく継続できる体制づくりを検証します。
製造業・生産管理への見方
製造業においては、部品調達や生産管理システムがネットワークで繋がるサプライチェーンの特性上、1社のセキュリティ脆弱性がグループや取引先全体の操業停止を招くリスクがあります。発注元企業からセキュリティ対策の可視化を求められるケースが増える中、本実証による「★3」取得支援は、中小製造業が取引先からの信頼を維持し、サプライチェーンから排除されないための現実的な対策アプローチとして極めて重要です。
現場で確認したいポイント
- 自社のセキュリティ対策状況が、SCS評価制度の「★3」基準を満たしているか
- 取引先や発注元から、セキュリティ対策の実施状況に関する開示要求があるか
- 限られた社内リソースで、セキュリティポリシーの策定や運用を継続できる体制があるか
確認しておきたい点
本実証事業で支援対象となるSCS評価制度の「★3」および「★4」については、2026年度末頃の制度運用開始が予定されている段階であり、現時点で正式な制度運用が始まっているわけではない点に留意が必要です。
出典情報
| 出典 | PR TIMES |
|---|---|
| 発表企業 | GMOインターネットグループ |
| 発表日時 | 2026-10-13 11:30:01 |
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