この記事の要点: 富士ソフト株式会社は、調査会社IDC Japanが発行したレポート「IDC MarketScape: Japan Cloud Professional Services 2026 Vendor Assessment」において、国内クラウドプロフェッショナルサービス市場の「メジャープレイヤー」に選出されたと発表しました。主要なパブリッククラウドへの対応に加え、組込・制御ソフトウェア開発の知見を活かしたITとOTのデータ活用支援が評価されています。
発表内容のポイント
- IDC MarketScapeの国内クラウドプロフェッショナルサービス市場で選出
- 組込・制御開発の知見を活かし、製造現場のOTデータとITシステムの連携を支援
- 自律走行搬送ロボットをクラウド上で統合制御する「MixFlit」などの実績を保有
発表の背景
企業のクラウド活用は、単なる既存システムの移行から、蓄積したデータを業務改善や新サービス創出に活かす段階へと移行しています。これに伴い、導入後の運用やデータ活用を継続的に支援するサービスへの需要が高まっています。富士ソフトは、企画から導入、運用、データ活用までを一貫して支援する体制を整え、この市場ニーズに対応しています。
何が発表されたのか
富士ソフトは、主要なパブリッククラウドに対応する技術力とともに、組込・制御分野で培った技術力を強みとしています。同社はITとOTをつなぐ取り組みを推進しており、その具体例として、自律走行搬送ロボット(AMR)をクラウド上で統合制御するシステム「MixFlit」を展開しています。これにより、製造現場の機器と業務システムを連携させ、双方のデータを業務効率化に活用できる環境を提供しています。さらに、今後は生成AIやAIエージェントの導入支援、開発機能を再利用可能なアセットとして展開する「AIアセットファブリック」の推進も目指しています。
製造業・生産管理への見方
製造業のDXにおいて、工場内の設備やロボットが持つ現場データ(OT)と、基幹システムや生産管理システム(IT)の連携は極めて重要な課題です。富士ソフトが提供するクラウドプロフェッショナルサービスや「MixFlit」のような統合制御システムは、複数メーカーの搬送ロボットと生産設備、業務システムをクラウドを介して結びつける役割を果たします。これにより、現場の稼働状況をリアルタイムに可視化し、搬送業務の効率化や柔軟な生産ラインの構築が可能になります。クラウド運用人材の不足に悩む製造企業にとって、一貫した支援体制は有力な選択肢となります。
現場で確認したいポイント
- 自社の工場内設備(OT)と基幹システム(IT)のデータ連携における課題は何か
- 複数メーカーの搬送ロボット(AMR)の導入や、それらの統合管理の必要性があるか
- クラウド移行後の運用やデータ活用、AI導入を内製化する体制や人材が不足していないか
確認しておきたい点
本発表は調査レポートにおけるベンダー評価に関するものであり、特定の製造業向け導入事例や具体的な削減効果などの数値は示されていません。自社の生産設備や既存システムとの具体的な接続性については、個別に対話と検証を行う必要があります。
出典情報
| 出典 | PR TIMES |
|---|---|
| 発表企業 | 富士ソフト株式会社 |
| 発表日時 | 2026-10-09 14:14:56 |
| 元記事 | PR TIMESで読む |