この記事の要点: SCSK株式会社は、ServiceNow Japan合同会社が提供する「ServiceNow」と、自社の企業間取引サービス「スマクラ」を連携させた製造業向け「調達購買オファリングサービス」を2026年9月28日より提供開始しました。本サービスは、調達業務のデジタル化、サプライヤーとのコミュニケーション、EDIやWeb-EDIによる企業間取引を一体的に支援し、個別最適に陥りがちな調達業務を全社最適へと変革することを目指します。
発表内容のポイント
- 調達プロセスとサプライヤー情報を一元化し、全社横断でのリアルタイムな可視化を実現
- 問い合わせや見積、発注などのやり取りを1つのプラットフォームに集約し連携を強化
- 貸与資産管理や価格協議など、製造業の現場に即した機能をアセットとして標準提供
発表の背景
製造業の調達購買部門では、コスト最適化だけでなく、安定供給やサプライチェーンの強靭化、コンプライアンス対応といった戦略的な役割が求められています。しかし、多くの企業では調達プロセスやサプライヤー情報、取引システムが事業部や拠点ごとに分散しており、全社横断での統制や戦略的なサプライヤーマネジメントが困難な状況にありました。こうした課題を解決するため、全社最適な調達基盤の構築が急務となっています。
何が発表されたのか
本サービスは、ServiceNowの調達購買領域における初のオファリングサービスとして提供されます。具体的には、情報公開や問い合わせ、サプライヤー調査などの「コミュニケーション機能」と、見積・発注・納品・支払情報などをデジタル化する「EDI機能」を統合。さらに、製造業の現場で必要とされる貸与資産管理や価格協議などの機能を「Extension アセット」として提供し、調達業務の標準化とガバナンス強化を支援します。これにより、従来メールや個別システムに分散していたやり取りを一元化できます。
製造業・生産管理への見方
製造業の生産管理や調達部門にとって、部品や原材料の安定調達とサプライチェーンの可視化は事業継続に直結する重要課題です。本サービスを導入することで、拠点ごとにバラバラだったサプライヤー評価や取引実績が全社規模で可視化され、調達ルールの徹底や迅速な意思決定が可能になります。また、今後はリスクマネジメント機能との連携も予定されており、サプライヤーの供給リスクやコンプライアンスリスクを早期に把握・評価する体制の構築が期待できます。
現場で確認したいポイント
- 自社の既存の基幹システムや調達プロセスと、本サービスがどのように連携できるか
- 取引先サプライヤーがWeb-EDIなどの新しいプラットフォームへスムーズに移行できるか
- 今後追加予定とされているリスクマネジメント機能の具体的な提供時期と連携仕様
確認しておきたい点
本サービスで言及されている「リスクマネジメント機能との連携」は今後提供予定とされており、現時点で利用できる具体的な機能範囲や提供時期については、個別に確認する必要があります。
出典情報
| 出典 | PR TIMES |
|---|---|
| 発表企業 | SCSK株式会社 |
| 発表日時 | 2026-09-28 11:32:30 |
| 元記事 | PR TIMESで読む |