ニュース

大阪の町工場がカプコンと共創、高精度切削とアルマイト技術で実寸大ロックバスターを製作

大阪のオープンファクトリー「FactorISM」参画企業が、カプコンのIPを活用し1/1スケールのロックバスターを製作。高精度なアルミ切削と独自の染色技術を披露します。

生産現場のシステムNAVI編集部
大阪の町工場がカプコンと共創、高精度切削とアルマイト技術で実寸大ロックバスターを製作

この記事の要点: 地域一体型オープンファクトリーイベント「FactorISM」実行委員会は、株式会社カプコンとの共創プロジェクトとして、ゲームキャラクターの武器を再現した「1/1スケールロックバスター」を製作したと発表しました。このプロダクトは2026年9月17日から開催される「東京ゲームショウ2026」のカプコンブースに特別展示されます。大阪の町工場が持つ高度な金属加工技術と、世界的なゲームIPを掛け合わせた新たな価値創造の取り組みです。

発表内容のポイント

  • エムズコーポレーションによる、ミクロン単位の3次元高精度アルミ切削加工技術
  • 有限会社電研による、独自技術を用いた剥がれない「究極の青」アルマイト染色
  • 近畿経済産業局主催イベントでの受賞を契機とした、ものづくり企業とIPの共創

発表の背景

今回の共創は、経済産業省近畿経済産業局が主催したフォーラムにおいて、株式会社カプコンから企業賞を受賞したことがきっかけで実現しました。大阪府を中心とするものづくりの現場を公開する活動「FactorISM」の参画企業が持つ、世界に誇る技術力を広く発信し、ものづくりと知的財産(IP)を組み合わせた新しいビジネス価値を創出することを狙いとしています。

何が発表されたのか

製作にあたり、試作開発を専門とする株式会社エムズコーポレーションが、3次元的な曲面を持つ複雑な形状をミクロン単位の精度でアルミ無垢材から削り出しました。さらに、有限会社電研が独自のクロムフリー電解研磨技術とアルマイト処理を施し、表面に色を浸透させることで、剥がれる心配のない「究極の青」を再現しています。職人の技術と最新設備を組み合わせることで、実寸大かつ高精度な意匠性を実現しました。

製造業・生産管理への見方

本件は、下請け中心になりがちな町工場の高度な加工技術(精密切削・表面処理)を、エンターテインメント分野のIPと組み合わせることで、自社の技術ブランドを広く一般や他業界へアピールする優れたDX・マーケティング事例です。試作開発で培った3次元加工ノウハウや、耐久性と意匠性を両立するアルマイト技術など、日本の製造業が持つ強みを新しい形で市場に提示するアプローチとして、生産管理や技術開発の視点からも参考になります。

現場で確認したいポイント

  • 自社の持つ特殊加工技術(精密切削や表面処理など)を他分野のIPと結びつける可能性
  • オープンファクトリー活動などを通じた、異業種や大手企業との接点構築プロセスの確認
  • 試作開発における3次元CAD/CAMデータから高精度加工への連携体制の整備状況

確認しておきたい点

本リリースに記載されている「1/1スケールロックバスター」の具体的な製造コストや、今後の一般販売・量産化の予定については言及されていません。

出典情報

出典 PR TIMES
発表企業 株式会社みせるばやお
発表日時 2026-09-17 11:00:26
元記事 PR TIMESで読む

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です