ニュース

自動車整備用スキャンツールにブレーキパッド残量可視化アプリが標準搭載へ

インターサポートとスマートドライブが連携。高機能スキャンツール「G-SCAN Z2 Flagship」に、画像解析でブレーキパッド残量を数値化するアプリを標準搭載し、整備現場の作業効率化を支援します。

生産現場のシステムNAVI編集部
自動車整備用スキャンツールにブレーキパッド残量可視化アプリが標準搭載へ

この記事の要点: 株式会社スマートドライブと株式会社インターサポートは、高機能スキャンツール「G-SCAN Z2 Flagship」に、ブレーキパッド残量可視化サービス「BRAKEPAD SCAN powered by ADVICS」を標準搭載すると発表しました。2026年10月1日より提供を開始します。これにより、車両内部の電子制御診断と、足回り部品の消耗状態の確認が1台のタブレット端末で完結できるようになり、整備現場の作業効率向上を目指します。

発表内容のポイント

  • スキャンツール「G-SCAN Z2 Flagship」にブレーキ残量可視化アプリをプリインストール
  • OBD診断による車両内部の状態把握と、画像解析による消耗部品の確認を1台の端末に統合
  • 端末の持ち替えや切り替えの手間を削減し、車両1台あたりの点検・整備時間を短縮

発表の背景

自動車整備業界では、2024年10月からのOBD検査義務化に伴い、車検や法定点検におけるスキャンツールの重要性が高まっています。また、整備現場では限られた時間の中で点検の正確性と生産性を向上させることが求められており、複数の点検作業をいかに効率化するかが課題となっていました。こうした背景から、電子制御診断と外観消耗品の点検を同一端末でシームレスに行える仕組みが企画されました。

何が発表されたのか

今回の連携により、インターサポートが提供するAndroid搭載スキャンツール「G-SCAN Z2 Flagship」に、スマートドライブの「BRAKEPAD SCAN」アプリが標準搭載されます。従来は別々の端末で行う必要があった、ECU通信による故障コード読取などのOBD診断と、専用ハンディカメラを用いたタイヤを外さないブレーキパッド残量の画像解析・数値化が、同一のタブレット上で実行可能になります。既存の導入ユーザーに対しては、Googleプレイストア経由でアプリをインストールすることで対応します。

製造業・生産管理への見方

モビリティ分野の整備・アフターサービス現場におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する動きとして注目されます。特に、自動車の電子化に伴い複雑化する点検工程において、ハードウェアやアプリの統合は作業者の動線や作業工数の削減に直結します。整備現場のマルチタスク化と省力化を支援するシステム構成であり、産業用機械や設備のメンテナンス現場における診断ツールと点検アプリの統合アプローチとしても参考になる事例です。

現場で確認したいポイント

  • BRAKEPAD SCANの利用には、専用ハンディカメラの購入と別途スマートドライブへの申し込みが必要な点
  • 既存のG-SCAN Z2 Flagshipユーザーがアプリを導入する際の手順と動作要件の確認
  • 現場におけるタブレット1台への集約が、実際の作業時間短縮にどの程度寄与するかの効果測定

確認しておきたい点

BRAKEPAD SCANの機能を利用するためには、標準搭載されたアプリのほかに、専用のハンディカメラの購入およびスマートドライブ社との別途契約が必要となる点に注意が必要です。また、G-SCANの他シリーズでの対応状況については言及されていません。

出典情報

出典 PR TIMES
発表企業 株式会社スマートドライブ
発表日時 2026-09-17 15:00:02
元記事 PR TIMESで読む

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です