ニュース

大和ハウス、北海道北広島市で平屋建て物流施設「DPL札幌南Ⅴ」を着工

大和ハウス工業は、北海道北広島市の工業団地内にマルチテナント型物流施設「DPL札幌南Ⅴ」を着工。半導体産業の活性化が進む道央圏で、広域輸送に対応します。

生産現場のシステムNAVI編集部
大和ハウス、北海道北広島市で平屋建て物流施設「DPL札幌南Ⅴ」を着工

この記事の要点: 大和ハウス工業株式会社は、北海道北広島市の「北広島市輪厚工業団地」において、マルチテナント型物流施設「DPL札幌南Ⅴ」を2026年9月16日に着工します。本施設は平屋建てで、延床面積は12,305.00平方メートル。札幌市中心部や新千歳空港、苫小牧港などを結ぶ物流の結節点に位置し、北海道内への配送だけでなく、国内外への広域輸送にも対応できる優れた立地環境を備えています。

発表内容のポイント

  • 道央圏の主要インフラや高速ICに近接し、道内配送から広域輸送まで対応する好立地
  • 梁下有効高7.0mの確保や積雪対策のシャッター設置など、地域特性に配慮した設計
  • BELS最高ランク6つ星やZEB Ready以上の認証取得を目指す環境配慮型の施設

発表の背景

北海道では、千歳市への半導体製造企業の立地を契機とした「北海道半導体・デジタル関連産業振興ビジョン」が策定され、道央圏を中心に投資や雇用の拡大が期待されています。札幌圏の物流施設市場は、過去数年間の新規供給による空室率上昇を経て、現在は賃貸需要の継続を背景に空室率が低下傾向にあります。こうした需要動向に対応するため、同社は同工業団地内で5棟目となる物流施設の開発を決定しました。

何が発表されたのか

「DPL札幌南Ⅴ」は、最大2テナントが分割入居(1区画:約3,730平方メートル〜)できる平屋建てのマルチテナント型物流施設です。同工業団地内で同社が展開してきた既存施設と同様の平屋設計とすることで、既存入居企業の増床時にも同様のオペレーションで運用できるよう配慮されています。また、梁下有効高を7.0メートル確保して保管効率を高めているほか、雨雪の影響を受けずに荷役作業ができるよう、トラックバースにシャッターを設置するなどの寒冷地対策が施されています。

製造業・生産管理への見方

道央エリアは半導体関連産業の集積が進んでおり、製造部品や原材料、完成品の保管・配送を担う物流インフラの重要性が高まっています。本施設は、浸水想定地域外の工業団地内に位置し、大雨時の河川氾濫といった災害リスクが低い点も特徴です。サプライチェーンの強靭化(BCP対策)を重視する製造業や生産管理部門にとって、安定した保管・輸送拠点の選択肢となるほか、環境配慮基準であるZEB Readyなどの認証取得を目指す設計は、企業のグリーン調達やサステナビリティ目標の達成にも寄与します。

現場で確認したいポイント

  • 道央圏における半導体関連部材や製品の保管・配送ルートの最適化につながるか
  • 1区画約3,730平方メートルからの分割賃貸仕様が、自社の在庫規模や運用に適しているか
  • 浸水リスクの低い立地や寒冷地仕様の設備が、自社のBCP(事業継続計画)基準を満たすか

確認しておきたい点

本施設は2026年9月16日に着工されますが、竣工予定日は2028年5月31日、入居予定日は2028年6月1日となっており、実際の運用開始までに約1年8ヶ月の期間を要する点に留意が必要です。

出典情報

出典 PR TIMES
発表企業 大和ハウス工業株式会社
発表日時 2026-09-15 16:10:44
元記事 PR TIMESで読む

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です