ニュース

佐世保重工業の造船所に電動キックボード「TOCKLE」納入、移動時間を月160時間削減

BRJ株式会社は、佐世保重工業の造船所に次世代マイクロモビリティ「TOCKLE」を納入。広大な敷地内での移動効率化に貢献しています。

生産現場のシステムNAVI編集部
佐世保重工業の造船所に電動キックボード「TOCKLE」納入、移動時間を月160時間削減

この記事の要点: BRJ株式会社は、佐世保重工業株式会社の造船所に次世代マイクロモビリティ「TOCKLE」を納入したと発表しました。広大な造船所内における事務所、船舶、工場間の移動課題を解決するための導入であり、先行して実施された電動キックスクーターの活用では、移動時間だけで1ヶ月あたり合計160時間以上の削減実績を達成しています。この成果が評価され、今回の納入に至りました。

発表内容のポイント

  • 広大な造船所内における移動時間を1ヶ月あたり160時間以上削減した実績を評価
  • GPSによるジオフェンシング機能を搭載し、危険エリアへの車両侵入を自動で防止
  • 定期点検やヘルメット貸出、安全講習会の実施など、安全な運用体制を構築

発表の背景

造船所や大型工場などの広大な敷地では、事務所や工場、作業現場となる船舶などの間を徒歩や自転車で移動する際、多くの時間と労力が費やされることが課題となっています。BRJは、こうした移動の非効率を解消するため、地方の交通課題解決や安全性に特化した電動モビリティのレンタルプランを展開し、産業現場や自治体向けに導入を進めています。

何が発表されたのか

今回納入された「TOCKLE」は、安全な運用を重視した設計が特徴です。GPSを活用して走行エリアを検知し、あらかじめ設定した危険エリアや進入禁止エリアに入ると自動的に車両をストップさせる「ジオフェンシング機能」を搭載しています。また、夜間の飲酒運転などのリスクを排除するために夜間の運用を全面的に禁止しているほか、日常・定期点検の実施、ヘルメットの着用推進、警察庁と共同制作した交通ルールテストの実施など、現場での事故を防ぐための多角的な安全対策が施されています。

製造業・生産管理への見方

造船業をはじめ、大型プラント、自動車工場、製鉄所などの広大な敷地を持つ製造現場において、作業員の移動に伴う「移動ロス」の削減は生産性向上に直結する重要なテーマです。本件のように、移動手段を徒歩や自転車から電動モビリティへ転換することで、月間160時間もの工数削減につながることは、製造現場のDXや業務効率化の観点から極めて有効なアプローチと言えます。さらに、工場内には重機や危険な設備が点在するため、ジオフェンシングによる進入規制などの安全管理機能が備わっている点は、製造現場への導入において重要な選定基準となります。

現場で確認したいポイント

  • 自社工場の敷地規模や移動経路において、電動モビリティの導入による時間短縮効果がどの程度見込めるか
  • 工場内の危険エリアやフォークリフト等の動線と重なる場所への進入を防ぐ、ジオフェンシングの設定が可能か
  • 現場での日常点検やヘルメット着用、安全教育などの運用ルールを社内で整備・維持できるか

確認しておきたい点

本リリースに記載されている「1ヶ月あたり160時間以上の削減」という数値は、先行して導入されていた同社取り扱いの電動キックスクーター「BIRD」の稼働実績に基づくものであり、今回納入された「TOCKLE」単体での新規導入後の測定値ではない点に留意する必要があります。

出典情報

出典 PR TIMES
発表企業 BRJ株式会社
発表日時 2026-09-10 13:53:22
元記事 PR TIMESで読む

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です