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良品計画、2040年までに製造・原料由来の温室効果ガス排出量を30%削減へ

良品計画がスコープ3・カテゴリ1を対象とした温室効果ガス削減目標を策定。2040年までに売上高当たりの排出量を30%削減します。

生産現場のシステムNAVI編集部
良品計画、2040年までに製造・原料由来の温室効果ガス排出量を30%削減へ

この記事の要点: 株式会社良品計画は、サプライチェーン全体における温室効果ガス(GHG)排出量の削減に向け、スコープ3の「購入した製品・サービス(カテゴリ1)」を対象とした新たな削減目標を策定しました。商品の原料・素材生産および製造に関わる商品売上高当たりの排出量を、2040年8月期までに2021年8月期比で30%削減することを目指し、サプライチェーン全体での環境負荷低減を推進します。

発表内容のポイント

  • スコープ3のカテゴリ1(原料生産・商品製造)を対象とした原単位目標を策定
  • 2040年8月期までに、商品売上高当たりの温室効果ガス排出量を30%削減へ
  • 同社グループのGHG排出量のうち、スコープ3が約96%を占める現状に対応

発表の背景

良品計画グループでは、事業活動に伴う温室効果ガス排出量のうち、スコープ1およびスコープ2を合わせた直接・間接排出はわずか数%にとどまり、スコープ3が全体の約96%を占めています。さらに、スコープ3のなかでも「購入した製品・サービス」にあたるカテゴリ1が74%と大半を占めていることから、脱炭素社会の実現には商品の原料調達や製造工程における排出量削減が不可欠であるとして、今回の目標設定に至りました。

何が発表されたのか

今回策定された目標は、商品のライフサイクルにおける環境負荷を低減するための具体的な指標となります。対象となるのは、商品の原料・素材生産、および商品製造に関わる温室効果ガス排出量です。基準年をスコープ1・2の削減目標と合わせた2021年8月期とし、2040年8月期までに商品売上高当たりの排出量を30%削減する「原単位目標」として管理します。この目標は、メディアや投資家向けに開催された「ESG説明会 2026」にて公表されました。

製造業・生産管理への見方

製造業やOEM供給を担う生産現場にとって、発注元である大手小売・流通企業がスコープ3の削減目標を明確にしたことは、今後の調達基準や製造プロセスに直接影響を与える動きです。特に「原料・素材生産」と「商品製造」が狙い撃ちされているため、サプライヤー企業には、製造工程における省エネ化や、低炭素素材への代替、製造ロス・廃棄物の削減といった具体的な環境対応がこれまで以上に求められることになります。サプライチェーン全体でのデータ連携や、製造実態に即した排出量の可視化への対応が急務となります。

現場で確認したいポイント

  • 発注元から製造工程における温室効果ガス排出データの開示を求められる体制があるか
  • 原材料の調達ルートや製造プロセスにおいて、低炭素化に向けた代替案を提案できるか
  • 自社の生産設備におけるエネルギー効率の改善や、再エネ導入の計画が策定されているか

確認しておきたい点

本目標は今後の取り組みの進捗や、排出量算出におけるデータ精度の向上などに伴い、必要に応じて目標内容が見直される可能性があるとされています。また、総量削減ではなく売上高当たりの「原単位目標」である点に留意が必要です。

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出典情報

出典 PR TIMES
発表企業 株式会社良品計画
発表日時 2026-09-10 15:10:01
元記事 PR TIMESで読む

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