この記事の要点: ミホ工業株式会社は、工場や倉庫、物流施設向けに、平時は冷暖房完備の休憩室として機能し、地震発生時には従業員が一時的に身を守る安全空間となる「シェルスタ」の展開を開始しました。特許取得済みの家屋用耐震技術を応用し、25tの荷重に耐える強固な鉄骨フレームを採用。製造現場で課題となる「暑さ対策・福利厚生」と「地震対策・BCP」を一つの設備で同時に解決する新しいアプローチを提案します。
発表内容のポイント
- 平時は冷暖房付きの快適な休憩室として機能し、夏場の熱中症対策や福利厚生に貢献
- 有事には25tの荷重に耐える強固な鉄骨構造で、建物倒壊や落下物から従業員を保護
- 家屋用耐震シェルターで培った特許技術を応用し、工場の操業に配慮した施工計画を提示
発表の背景
工場や倉庫などの製造現場では、製造設備からの発熱や広い空間構造により、作業エリア全体の温度管理が難しく、暑さ対策が長年の課題となっています。また、2025年の職場における熱中症死傷者数は製造業が最多の365人を記録し、法的な対策強化も求められています。一方で、地震対策などの防災設備は「いつ使うか分からない」ため投資の優先順位が上がりにくいという実態があり、日常的に使える設備との融合が模索されていました。
何が発表されたのか
「シェルスタ」は、ミホ工業が家屋用耐震シェルター「安全ボックス」で培ってきた鉄骨耐震技術を産業向けに応用した設備です。外側を強固な鉄骨耐震フレームで囲み、内側を冷暖房完備の休憩室ユニットとして整備します。平時は、作業の合間に身体を冷やすクールダウンスペースや打ち合わせ、体調不良時の一時対応などに日常利用できます。有事の際には、25tの荷重に耐える構造により、従業員の一時避難場所や安否確認を行う初動拠点として機能します。
製造業・生産管理への見方
製造現場において、従業員の安全確保と職場環境の改善は急務です。特に工場内での熱中症対策は、改正労働安全衛生規則の施行に伴い、事業者側に体制整備や手順作成が義務付けられるなど重要度が増しています。本システムは、日常的に使用する「休憩室」に防災機能を付加することで、遊休化しがちな防災投資を有効活用できる点が特徴です。普段から使い慣れている場所が避難先となるため、災害発生時の混乱を防ぎ、迅速な安否確認やBCP(事業継続計画)の初動対応をスムーズにする効果が期待されます。
現場で確認したいポイント
- 設置予定場所の床耐荷重や搬入経路、電源確保などの現地条件
- 工場の操業を止めずに設置するための施工期間や具体的な施工計画
- 自社の現場規模や従業員数に応じた、最適な休憩室レイアウトとサイズ設計
確認しておきたい点
耐震性能や荷重性能などの具体的な仕様は、設置場所の条件や最終設計によって異なるため、導入前の現地確認と個別設計による確認が必要です。
関連リンク
- ミホ工業株式会社 公式サイト:発表企業の公式ホームページです。
- 発表企業のPR TIMESページ
出典情報
| 出典 | PR TIMES |
|---|---|
| 発表企業 | ミホ工業株式会社 |
| 発表日時 | 2026-08-27 15:04:50 |
| 元記事 | PR TIMESで読む |