この記事の要点: 株式会社ジェイテクトは、大型CNC円筒研削盤「G5 Series」を開発し、2026年10月26日より販売を開始すると発表しました。同社はこれまで小型機「G1 Series」や中型機「G3 Series」を展開してきましたが、今回の大型機の投入によりラインアップを拡充します。本製品は、2026年10月26日から東京ビッグサイトで開催される「JIMTOF2026」に出展される予定です。
発表内容のポイント
- 長尺・重量ワークに対応し、センタ間距離最長4,000mm、負荷重量最大1,500kgを実現
- 「らくらく操作」UIと自動化パッケージにより、測定や形状補正などの熟練作業を自動化
- 流体軸受「STAT BEARING」や高級きさげを施した送りスライドで高精度加工を維持
発表の背景
製造現場における労働人口の減少や熟練技能者の不足は深刻であり、特に円筒研削工程では作業者の「カンコツ」に依存する部分が多いことが課題でした。また、鉄鋼、電池、製紙、産業機械などで用いられる大型・長尺ワークは、その重量やサイズから作業者の負担が大きく、自動化や省人化への強いニーズが存在していました。こうした背景から、大型ワーク領域での自動化ソリューションとして本製品が開発されました。
何が発表されたのか
「G5 Series」は、といし軸電動機の容量をアップすることで、大型ワークの研削時間を短縮します。さらに、作業者のスキルに依存しないための自動化パッケージを用意。自動化Aパッケージでは、レスト調整や測定、形状補正といった熟練作業を自動化し、多段形状ワークの測定にも対応します。自動化Bパッケージでは、加工中のリアルタイム径測定とフィードバック補正、ワークのたわみに追従するレストの自動制御により、安定した高精度加工を可能にします。
製造業・生産管理への見方
大型・長尺ワークの研削加工は、段取りや測定、たわみ補正などに高度な技術と時間を要し、製造ラインのボトルネックになりやすい工程です。本製品の導入により、これまで熟練工の勘に頼っていた測定や調整作業が自動化され、作業者による品質のばらつきを防ぐことができます。また、手動作業の大幅な削減は、作業者の身体的負荷を軽減するとともに、段取り替えを含むサイクルタイムの短縮に直結し、大型部品加工における生産管理の効率化と省人化を強力に後押しします。
現場で確認したいポイント
- 自社で扱う長尺・重量ワークの寸法や重量が、本機の仕様範囲(最長4,000mm、最大1,500kg)に適合するか
- 自動化パッケージ(A・B)の導入により、現在手動で行っている測定や補正作業をどの程度削減できるか
- 既存の研削工程における熟練技能の継承状況と、本機導入による省人化効果のシミュレーション
確認しておきたい点
本製品の具体的な価格や詳細な機械仕様、設置スペースなどの情報はプレスリリース内に記載されていないため、導入検討にあたってはメーカーへの直接の確認が必要です。
関連リンク
- 発表企業サイト:株式会社ジェイテクトの公式企業サイトです。
- 発表企業のPR TIMESページ
出典情報
| 出典 | PR TIMES |
|---|---|
| 発表企業 | 株式会社 ジェイテクト |
| 発表日時 | 2026-08-25 14:00:01 |
| 元記事 | PR TIMESで読む |