この記事の要点: 株式会社パワーエックスは、岡山県玉野市で製造している大型蓄電システム「Mega Power 2700A」の累計生産台数が500台に達したことを発表しました。これは容量換算で約1.37 GWh(公称値)に相当します。同システムは2023年12月の量産初号機納入から着実に出荷を重ねており、全国の系統蓄電所や太陽光発電所、工場、物流施設など幅広い分野で導入が進んでいます。
発表内容のポイント
- 岡山県玉野市の岡山第2工場において受注生産方式で製造を実施
- 20フィートコンテナに2,742 kWhのリン酸鉄リチウムイオン電池を搭載
- 工場や物流施設のエネルギーマネジメントなど幅広い用途で導入が拡大
発表の背景
国内の蓄電システム市場は今後も拡大が予想されており、同社の試算によると2030年時点には国内で年間7〜9 GWhの蓄電池が必要になると見込まれています。このような需要増加を背景に、同社は製造パートナーやサプライヤー、輸送会社との連携のもとで生産体制を維持し、今回の累計生産500台という節目を達成しました。
何が発表されたのか
「Mega Power 2700A」は、ISO規格の20フィートコンテナサイズに、公称容量2,742 kWh(定格容量2,468 kWh)のリン酸鉄リチウムイオン電池を搭載した大型蓄電システムです。岡山第2工場での受注生産方式を採用しており、これまでに生産された500台は一般世帯約12万8千世帯の1日分の電力消費に相当する規模となります。同社は今回の達成を通過点とし、今後も開発・製造体制をさらに強化していく方針です。
製造業・生産管理への見方
製造業の生産現場や物流拠点において、エネルギーコストの最適化やBCP(事業継続計画)対策、脱炭素化に向けた再生可能エネルギーの活用は重要な課題となっています。本システムのような大型蓄電設備は、工場や物流施設におけるエネルギーマネジメントの基盤として機能します。また、受注生産方式による国内生産体制が敷かれていることは、導入を検討する製造業ユーザーにとって、納期や保守サポートの観点からも注目すべきポイントと言えます。
現場で確認したいポイント
- 自社工場のエネルギーマネジメントにおける蓄電システムの必要容量
- 設置スペースとして20フィートコンテナの設置環境が確保できるか
- 受注生産方式における発注から納品までのリードタイムと保守体制
確認しておきたい点
2030年時点の国内需要予測(年間7〜9 GWh)は、同社が2026年8月13日に開示した決算説明資料に基づく独自の試算値です。
関連リンク
- パワーエックス 公式サイト:株式会社パワーエックスの企業情報や製品情報
- パワーエックス PR TIMES:同社のプレスリリース一覧
出典情報
| 出典 | PR TIMES |
|---|---|
| 発表企業 | 株式会社パワーエックス |
| 発表日時 | 2026-08-24 11:30:01 |
| 元記事 | PR TIMESで読む |