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カウネット社長がCLO就任、最新鋭拠点やAI活用など15の物流改革を推進

カウネットは代表取締役社長の宮澤典友氏がCLOに就任。最新鋭物流拠点「東北IDC」の2026年10月稼働や、AIによる需要予測・在庫配置最適化など、持続可能な物流体制の構築に向けた15の施策を公表しました。

生産現場のシステムNAVI編集部
カウネット社長がCLO就任、最新鋭拠点やAI活用など15の物流改革を推進

この記事の要点: コクヨグループで購買管理システムやECサービスを展開する株式会社カウネットは、代表取締役社長の宮澤典友氏がCLO(最高物流責任者)に就任したと発表しました。政府の「物流革新に向けた政策パッケージ」に対応し、物流改革を経営の最優先課題に位置づけます。同社はこれまでに推進してきた、AIを活用した需要予測や在庫配置の最適化、最新鋭物流拠点「東北IDC」の竣工を含む15の物流改革施策を公開しました。

発表内容のポイント

  • 社長自らがCLOに就任し、荷主企業として物流改革を経営の最優先課題に位置づけ
  • 最新鋭拠点「東北IDC」が2026年10月稼働、マテハン導入で庫内生産性40%向上へ
  • AIによる需要予測や在庫配置最適化、パレット入荷推進など多角的な効率化を実施

発表の背景

2023年に政府が策定した「物流革新に向けた政策パッケージ」では、荷主企業に対してCLOの選任が求められています。物流業界における人手不足や労働時間規制の強化、コスト上昇といった構造的課題に対し、カウネットは経営トップ自らがCLOに就任することで、サプライヤーや物流パートナーとの連携を深め、テクノロジー活用と業務プロセス最適化を全社で強力に推進する体制を整えました。

何が発表されたのか

同社が推進する施策は多岐にわたります。2026年2月に竣工し10月に稼働予定の「東北IDC」では、日立製作所の次世代マテハンシステムを導入し、既存主要拠点比で庫内生産性を約40%向上させる計画です。また、AIを用いた需要予測による欠品抑制や、AIによる在庫配置最適化で複数拠点からの分割配送(別送)を削減する取り組みを進めています。さらに、仕入先からのパレット入荷推進により、2時間を超える荷降ろし件数を年間17件から1件へ削減するなどの実績を上げています。

製造業・生産管理への見方

製造業や生産管理の現場において、調達物流や製品配送の効率化はサプライチェーン全体の競争力を左右する重要課題です。カウネットが実践する「パレット入荷の推進による荷役時間短縮」や「バース予約システムによる接車時間の可視化」は、工場や倉庫の受入部門における業務平準化の好例といえます。また、AIを活用した需要予測に基づく在庫配置や、異業種との共同配送による積載率向上といったアプローチは、製造業における部品調達や完成品物流のDXを検討する上で非常に参考になる取り組みです。

現場で確認したいポイント

  • 自社の調達・配送網において、パレット化やバース予約による荷役時間の削減余地があるか
  • AIを活用した需要予測や在庫配置の最適化を、自社の部品・製品倉庫に適用できるか
  • 物流2024年問題に対応するため、CLOの設置や荷主としての体制整備が進んでいるか

確認しておきたい点

東北IDCにおける「庫内生産性約40%向上」や「棚卸業務工数の50〜70%削減」は稼働後の計画値であり、実際の運用効果については今後の稼働実績を見極める必要があります。

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出典情報

出典 PR TIMES
発表企業 株式会社カウネット
発表日時 2026-08-20 11:30:01
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