この記事の要点: 株式会社M2Xは、同社が提供する設備保全クラウドシステム「M2X」を導入した健康食品・サプリメントメーカー、株式会社ファインの事例を公開しました。ファインの上郡テクノ工場において、予備品管理を起点とした運用を開始したことで、見積もり業務にかかる時間を大幅に短縮したほか、在庫状況の可視化による欠品や重複発注の防止、棚卸業務の実施など、保全現場における管理体制の改善を実現しています。
発表内容のポイント
- 予備品の見積もりやり取りにかかる時間を1件あたり20分から5分未満へ短縮
- 写真付きの予備品台帳を整備し、在庫切れや重複発注がほぼ発生しない状態を構築
- これまで未着手だった棚卸を実施し、保管場所をチーム全員で把握できる体制へ移行
発表の背景
製造現場の設備保全において、予備品が「他の場所にあるだろう」という曖昧な判断から共有されず、必要な時に在庫が不足している事態や、届くまでに数週間を要する部品の欠品リスクが課題となっていました。ファインの上郡テクノ工場では、こうした思い込みによる欠品や重複発注を防ぎ、適切な在庫管理と業務効率化を両立させるために「M2X」を導入しました。
何が発表されたのか
公開された事例では、写真付きの予備品台帳を整備したことや、発注時の自動通知機能を活用した可視化の取り組みが紹介されています。これにより、同じ画面を見ながら関係者間でやり取りを完結できるようになり、見積もり業務の効率化に繋がりました。さらに、これまで実施できていなかった棚卸作業に着手し、予備品の置き場所をチーム全体で共有・把握できる環境を整えています。今後は全工場への展開や、保全コストの可視化に向けた取り組みも展望されています。
製造業・生産管理への見方
設備保全における予備品管理は、突発的な設備停止を防ぎ、工場の稼働率を維持するために極めて重要です。しかし、部品の種類が多岐にわたるため、台帳の更新や在庫数の把握が属人化しやすい課題があります。本事例は、スマートフォンやタブレットを活用したデジタル台帳の整備と情報共有の仕組みが、現場の作業負担を軽減しつつ、欠品や過剰在庫といった無駄を排除する有効な手段であることを示しています。保全業務のDXや、コスト管理の適正化を目指す生産管理担当者にとって参考になる事例です。
現場で確認したいポイント
- 自社の保全現場において、予備品の在庫状況や保管場所がリアルタイムに共有されているか
- 部品の発注や見積もり依頼のプロセスにおいて、転記や確認作業に余計な時間がかかっていないか
- 定期的な棚卸が実施され、台帳と実際の在庫数が一致しているか
確認しておきたい点
本リリースは株式会社ファインにおける導入事例の紹介であり、他社や異なる製造品目の工場における同様の効果を保証するものではありません。また、全工場への展開やコスト可視化の具体的なスケジュールについては言及されていません。
関連リンク
- 株式会社M2X コーポレートサイト:設備保全クラウドを開発・提供するM2Xの公式サイト
- 発表企業のPR TIMESページ
出典情報
| 出典 | PR TIMES |
|---|---|
| 発表企業 | 株式会社M2X |
| 発表日時 | 2026-08-19 09:30:01 |
| 元記事 | PR TIMESで読む |