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JBCC、AIの長期記憶技術で「SIエージェント」共同開発へ。基幹システム開発を高度化

JBCCホールディングスはスパイスコードと業務提携し、AIの長期記憶技術を活用した「SIエージェント」を共同開発。基幹システム開発の上流工程を自動化・高度化します。

生産現場のシステムNAVI編集部
JBCC、AIの長期記憶技術で「SIエージェント」共同開発へ。基幹システム開発を高度化

この記事の要点: JBCCホールディングス株式会社は、AIスタートアップのスパイスコード株式会社と業務提携し、AIの「長期記憶」技術を活用して現状分析や要件定義を自律的に行う「SIエージェント」を共同開発すると発表しました。JBCCグループが強みとするシステム開発手法「JBアジャイル」の上流工程にこの技術を導入し、基幹システム開発におけるスピードと品質の飛躍的な向上を目指します。

発表内容のポイント

  • AIの「長期記憶」技術により、仕様変更の経緯や顧客の業務知識を一貫して蓄積・継承
  • 現状分析、構想策定、要件定義を自律的に行う「SIエージェント」を共同開発
  • 2026年9月末を目標に開発を進め、将来的には開発・運用保守などの下流工程にも展開

発表の背景

JBCCグループは、AIによる顧客の変革と定着を支える「AIサービスモデル」の構築を進めています。2025年12月にスパイスコード社と資本提携を行い、同社の持つ「長期記憶」技術の活用を検討してきました。基幹システム開発ではハルシネーションのリスクから全面的なAI活用が困難とされていましたが、大量の業務情報を長期蓄積できる同技術により、この課題の解決を図ります。

何が発表されたのか

共同開発する「SIエージェント」は、現状分析や要件定義を自律的に行うAIエージェント群です。既存システムの仕様書やソースコードに加え、業務マニュアル、ベテラン社員の操作ログ、メールやチャットの記録など多岐にわたるデータを取り込みます。これにより、既存システムの構造可視化(現状分析)、必要な機能の絞り込みと提案(構想策定)、仕様書の自動作成(要件定義)といった上流工程の自動化・高度化を2026年9月末を目標に実現する計画です。

製造業・生産管理への見方

製造業の基幹システム(ERPなど)の再構築やDX推進において、現行システムのブラックボックス化や、業務プロセスの複雑さによる要件定義の難航は大きな課題です。今回の「SIエージェント」は、ベテラン社員の操作ログや過去の仕様変更経緯といった現場特有のドキュメントをAIに長期記憶させ、現状分析や要件定義に活かすアプローチを取っています。これにより、製造現場の複雑な業務ルールを正確に反映したシステム開発の高速化と、手戻りリスクの低減が期待されます。

現場で確認したいポイント

  • 自社の既存システム仕様書や業務マニュアルなどのドキュメントが、AIに読み込ませるデータとして整理されているか
  • JBアジャイルとSIエージェントの組み合わせにより、自社の基幹システム刷新プロセスがどう効率化されるか
  • 開発・運用保守といった下流工程へのAIエージェント適用ロードマップと自社計画の整合性

確認しておきたい点

本発表は共同開発の開始に関するものであり、実際の「SIエージェント」を用いたシステム開発サービスの提供開始時期や、具体的な導入費用、対応可能なERPパッケージの種類などについては現時点で明記されていません。

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出典情報

出典 PR TIMES
発表企業 JBCCホールディングス株式会社
発表日時 2026-07-31 11:30:02
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