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遠隔地から展示会や現場へ「分身」するサービス、欧州展開に向けた実証実験を開始

株式会社toraruが、分身サービス「GENCHI」の欧州展開に向けた実証実験を計画。ドイツと日本を繋ぎ、遠隔での展示会参加や購買、現地サポートの検証を進めます。

生産現場のシステムNAVI編集部
遠隔地から展示会や現場へ「分身」するサービス、欧州展開に向けた実証実験を開始

この記事の要点: 株式会社toraruは、欧州市場への展開を目指す女性起業家支援プログラム「Women on the Rise」に採択されたことを発表しました。同社は、現地にいる登録者のスマートフォンなどを通じて遠隔地から疑似的に「分身」し、リアルタイムで現地での目的を達成するオンラインモビリティサービス「GENCHI」を展開しています。今回の採択を機に、欧州での実証実験と事業拡大を加速させる方針です。

発表内容のポイント

  • 分身サービス「GENCHI」を活用し、欧州と日本を繋ぐ遠隔展示・購買の実証を計画
  • メッセ文化が盛んなドイツを起点に、現地協力会社と共同で実証実験を推進
  • 2026年10月開催の「TechBIZKON X」に登壇し、欧州市場への発信を強化

発表の背景

欧州、特にドイツは世界最大規模の展示会(メッセ)文化を有しており、日本のポップカルチャー関連イベントも多数開催されています。一方で、日本側の優れた商材が現地で入手しにくい課題や、展示会への参加人数減少という課題が存在していました。toraruはこれらの課題に対し、自社の遠隔分身技術を用いた「日本ポップカルチャー×展示」関連事業を提案し、プログラムに採択されました。

何が発表されたのか

分身サービス「GENCHI」は、Webブラウザを介して現地の登録者(働き手)とマッチングし、依頼者の「分身」として手足を借りることで、遠隔地から目的を達成するシステムです。スマートフォンの画面に依頼者の顔を映し出し、リアルタイムで視覚・聴覚・触覚(一部)を共有しながら、現地のショッピング、イベント参加、営業、サポート、修理などの業務を代行・体験できます。今回の実証では、ドイツの現地協力会社と共同で、日本の東京へ自由に訪問して商品を購入するプロセスなどを検証します。

製造業・生産管理への見方

製造業や生産管理の現場において、遠隔地からの状況把握やサポートはDXの重要テーマです。「GENCHI」のようなテレプレゼンス技術は、海外の生産拠点や展示会へのリモート参加、遠隔地からの設備メンテナンス、現地スタッフへの指示・サポートといった用途への応用が期待されます。特に、移動コストや時間を削減しつつ、現地の「手足」を借りてリアルタイムに作業や確認を行える仕組みは、グローバルにサプライチェーンを展開する製造業の効率化や、遠隔保守業務の高度化において注目すべきアプローチと言えます。

現場で確認したいポイント

  • 遠隔地からの指示や確認において、通信遅延や画質が現場の要求水準を満たしているか
  • 現地の作業者(分身役)に対する指示の伝達精度や、セキュリティ上の安全性が確保されているか
  • 自社の海外工場や遠隔地の設備メンテナンス、展示会調査などの用途に適合するか

確認しておきたい点

本サービスは現在、視覚・聴覚・触覚の一部に対応していますが、味覚や嗅覚を含む「5感」の達成は今後の開発目標とされています。また、実際の製造現場や工場内での精密な作業・点検に適用する場合の技術的制限や、現地ネットワーク環境の依存度については、今後の実証結果や個別検証での確認が必要です。

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出典情報

出典 PR TIMES
発表企業 株式会社toraru
発表日時 2026-07-31 23:52:56
元記事 PR TIMESで読む

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