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OKI、豪州フリゲート艦向けソーナー供給契約を三菱重工と締結

OKIは、オーストラリアの次期汎用フリゲート艦向けに「えい航式パッシブソーナー」を供給する契約を三菱重工と締結。同社初の海外装備移転案件となります。

生産現場のシステムNAVI編集部
OKI、豪州フリゲート艦向けソーナー供給契約を三菱重工と締結

この記事の要点: 沖電気工業株式会社(OKI)は、オーストラリア連邦の次期汎用フリゲート艦に搭載される「えい航式パッシブソーナー」および関連装置の供給契約を三菱重工業株式会社と締結しました。本契約は、オーストラリア政府が導入を計画する次期汎用フリゲート計11隻のうち、最初の3隻を対象としています。OKIにとって初めての海外装備移転案件となり、防衛・海洋分野における製造・供給体制の強化を象徴する動きです。

発表内容のポイント

  • オーストラリア次期汎用フリゲート艦の最初の3隻向けにソーナーシステムを供給
  • 海上自衛隊「もがみ」型護衛艦への搭載実績と水中音響技術が高く評価され採用
  • OKIの「経営計画2031」に基づく防衛産業・海洋分野の強化に向けた初の海外装備移転

発表の背景

オーストラリア政府は次期汎用フリゲートプログラムにおいて、日本の「もがみ」型護衛艦の能力向上型である「令和6年度型護衛艦」を選定しました。OKIのえい航式パッシブソーナーは同艦に採用されており、これまでの国内での搭載実績が評価されたことで、今回のオーストラリア向け供給契約の締結に至りました。OKIは90年以上にわたり水中音響技術の開発に取り組み、防衛分野を中心に設計・製造を手がけてきた背景があります。

何が発表されたのか

今回供給される「えい航式パッシブソーナー」は、艦艇の後方からセンサーをえい航し、水中の音響情報を受信することで潜水艦などの水中目標を検出するシステムです。OKIは海上自衛隊向けのソーナーシステムにおいて、設計から保守まで一貫して対応できる体制を構築してきました。本契約に基づき、OKIは主契約者である三菱重工を通じて、オーストラリア向けに同ソーナーおよび関連装置を製造・提供します。

製造業・生産管理への見方

防衛・海洋分野は高度な信頼性と厳しい品質管理が求められる特殊な製造領域です。OKIは「経営計画2031」において同分野への注力・強化を掲げており、今回の海外装備移転を契機に、生産能力の増強やオーバーホール体制の強化を進めています。国内の防衛産業基盤を維持・発展させるため、高度な水中音響センサーの設計・製造技術をグローバルなサプライチェーンへ展開する先進的な事例と言えます。

現場で確認したいポイント

  • 防衛装備品の海外移転に伴う、生産ラインの確保や生産能力増強の具体的な進捗状況
  • 特殊な水中音響センサー製造における品質管理基準と、国内向け生産との共通化・差異
  • 今後の4隻目以降の調達計画に対する、追加供給や保守サービス体制の構築見通し

確認しておきたい点

本契約はオーストラリア政府が計画する全11隻のうち、最初の3隻のみを対象としたものであり、残りの8隻に対する供給計画や契約見通しについては現時点で言及されていません。

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出典情報

出典 PR TIMES
発表企業 沖電気工業株式会社
発表日時 2026-07-28 12:00:02
元記事 PR TIMESで読む

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