ニュース

トーキンが民生・産業機器用チョークコイル発売、全219仕様で多様な設計に対応

株式会社トーキンが、民生および産業機器向けのコモンモードチョークコイル「SCF-X/SCT-Xシリーズ」を発売。2種類のコア材質と豊富な仕様展開で、ノイズ抑制や高耐熱ニーズに応えます。

生産現場のシステムNAVI編集部
トーキンが民生・産業機器用チョークコイル発売、全219仕様で多様な設計に対応

この記事の要点: 株式会社トーキンは、民生および産業機器用のコモンモードチョークコイル「SCF-X/SCT-Xシリーズ」を開発し、販売を開始しました。本シリーズは、広帯域のノイズ抑制に適したナノクリスタルコア採用モデルと、高耐熱・高飽和磁束密度を特徴とする独自開発のフェライトコア採用モデルの2系統で構成されています。単相・三相向けに合計219仕様という幅広いラインアップを揃え、多様な機器設計に対応します。

発表内容のポイント

  • 特性の異なる2種類のコア材質を採用し、広帯域ノイズ抑制や高耐熱ニーズに対応
  • 単相用・三相用を合わせて合計219仕様の豊富なバリエーションをラインアップ
  • 使用温度範囲はマイナス40度からプラス130度までカバーし、過酷な環境にも適応

発表の背景

電子機器の多機能化や産業機器の高度化に伴い、電源ラインにおけるノイズ対策の重要性が高まっています。また、使用される環境や求められる電気的特性が多様化していることから、設計者はそれぞれの要件に適した部品を選択する必要があります。こうした背景から、同社は異なる特性を持つ2つのシリーズを立ち上げ、幅広い選択肢を提供することを目指しました。

何が発表されたのか

今回発売された「SCF-Xシリーズ」には、広い周波数範囲で優れたノイズ抑制性能を発揮するナノクリスタルコアが採用されています。一方の「SCT-Xシリーズ」には、独自開発のマンガン亜鉛フェライト10HTコアが用いられており、高耐熱性と高飽和磁束密度特性を備えているのが特徴です。定格電圧は単相用が250V/500V AC/DC、三相用が500V/800V AC/DCに対応。定格電流は単相用で1Aから22A、三相用では最大110Aまでカバーしており、インダクタンスの範囲も幅広く設定されています。

製造業・生産管理への見方

製造業の生産設備や産業用ロボット、各種電源装置の設計において、電磁ノイズ対策はシステムの安定稼働を左右する重要な要素です。本製品はマイナス40℃からプラス130℃という広い動作温度範囲に対応しているため、温度変化の激しい工場内の生産設備や、熱がこもりやすい制御盤内への組み込みに適しています。また、単相・三相を網羅する219種類もの仕様が用意されているため、設計変更や仕様追加の際にも、同一シリーズ内で最適な部品を選定しやすく、設計・調達プロセスの効率化に寄与します。

現場で確認したいポイント

  • 自社の産業機器や生産設備で求められるノイズ周波数帯域と、各シリーズの特性が合致するか
  • 単相・三相の定格電圧や最大110Aに達する定格電流の仕様が、設計要件を満たしているか
  • 実機での評価に向けて、営業窓口や販売代理店を通じたサンプル入手の段取り

確認しておきたい点

プレスリリースには各仕様の具体的な外形寸法や形状の詳細、および個別データシートの直接リンクが記載されていないため、詳細な設計検討にあたっては同社サイトや問い合わせ窓口での確認が必要です。

関連リンク

出典情報

出典 PR TIMES
発表企業 株式会社トーキン
発表日時 2026-07-10 12:00:01
元記事 PR TIMESで読む

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です