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アミタ、姫路でスマート工場「ZEROⅠ」を始動 資源循環の自動化を推進

アミタサーキュラーは、兵庫県姫路市にスマートファクトリー「ZEROⅠ」を新設し操業を開始。AIやDXを活用した自動制御システムやデータベースを駆使し、サステナビリティ情報を伴う高付加価値な循環資源の製造と、調達の最適化を目指します。

生産現場のシステムNAVI編集部
アミタ、姫路でスマート工場「ZEROⅠ」を始動 資源循環の自動化を推進

この記事の要点: アミタホールディングス傘下のアミタサーキュラー株式会社は、2026年7月9日、兵庫県姫路市の姫路循環資源製造所内にスマートファクトリー「ZEROⅠ(ゼロワン)」を新設し、操業を開始しました。同工場は、独自のデータ分析力と最新の製造設備を融合させた資源循環の中核拠点です。廃棄物を原材料とした循環資源の製造プロセスを最適化・自動化し、サプライチェーン全体のサステナビリティ変革を支援します。

発表内容のポイント

  • 入荷から出荷までの工程をオートメーション化し、AIによる原料状態の解析と自動制御を実施
  • 保管区画を約5倍に拡大し、高含水物や硬質固形物など従来は処理が難しかった発生品に対応
  • 2027年にかけてチャットボットや入出荷予約システムを段階的に実装し、完全自動化を目指す

発表の背景

日本の製造業は、資源の多くを海外調達に依存してきたため、地政学リスクや資源価格の高騰、円安による調達難に直面しています。また、Scope3への対応や人手不足といった課題も深刻化しており、国内で資源を効率的に循環・活用できる社会インフラの構築が急務となっています。こうした背景から、同社は長年蓄積した再資源化の知見とデータを活用し、安定した資源循環モデルの確立を目指して新工場を建設しました。

何が発表されたのか

「ZEROⅠ」では、入荷、製造、保管、出荷の一連の工程を自動化するシステムが稼働しています。製造中もカメラ映像からAIが原料の状態を解析し、含水率などを自動制御することで、循環資源の品質を安定させます。さらに、2027年に向けて、最適な資源化フローや調合レシピを自動生成する「サーキュラーチャットボット」や、入出荷の調整業務を効率化する「入出荷予約システム」を段階的に導入する計画です。設備面では、保管スペースを従来の約5倍に拡張し、処理が難しかった高含水物や硬質固形物にも対応できる設備を導入しました。

製造業・生産管理への見方

製造業の生産管理や調達部門にとって、原材料の安定確保と環境対応は重要な課題です。「ZEROⅠ」の稼働により、排出事業者はこれまで廃棄せざるを得なかった発生品を資源化できるようになり、コスト削減やCO2排出量削減といった非財務価値の創出が期待できます。また、資源を利用する側の企業にとっては、単に再生資源を調達するだけでなく、GHG排出量やネイチャーポジティブへの影響といったサステナビリティ情報を伴う資源を戦略的に選択・調達することが可能になります。これにより、サプライチェーン全体の強靭化とDX推進に寄与します。

現場で確認したいポイント

  • 自社から排出される高含水物や硬質固形物などの発生品が、新規設備で受け入れ可能か確認する
  • 2027年にかけて段階的に実装される自動化システムやチャットボットの機能と連携方法を把握する
  • 調達する循環資源に付随するサステナビリティ情報(GHG排出量など)のデータ連携仕様を確認する

確認しておきたい点

自動制御システムの一部機能や、サーキュラーチャットボット、入出荷予約システムは現在開発・導入の途上にあり、2027年にかけて段階的に実装される予定であるため、現時点で利用できる機能の範囲については確認が必要です。

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出典情報

出典 PR TIMES
発表企業 アミタホールディングス株式会社
発表日時 2026-07-09 15:31:29
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