この記事の要点: 株式会社ミロクリエは、設備保全クラウドサービス「ミロクルカルテ」において、2026年7月6日にアップデートを実施しました。今回の更新では、モバイル端末を活用して現場で在庫確認と修正が完結する「部品棚卸し機能(α版)」の先行提供を開始したほか、点検回覧履歴の印刷・PDF保存機能や、意図的な未実施を記録する機能など、現場の管理精度と監査対応力を高める複数の新機能が追加されています。
発表内容のポイント
- モバイル端末で現場を回りながら在庫確認・修正ができる部品棚卸し機能のα版を搭載
- 点検回覧履歴の印刷・PDF保存に対応し、監査対応や社内提出用の書類準備を効率化
- 生産停止日などの「意図的な未実施」を明示的に記録し、点検漏れと区別可能に
発表の背景
製造現場において、管理台帳と実際の部品在庫にずれが生じると、突発的な修理や部品交換の際に必要な部品が不足し、設備停止時間の長期化や納期遅延を招くリスクがあります。しかし、従来の棚卸し作業はリストの印刷、現場での手書き記録、システムへの転記といった二重管理の手間が発生し、現場の大きな負担となっていました。こうした課題を解決し、正確な在庫把握を容易にするために新機能が開発されました。
何が発表されたのか
新たに提供される「部品棚卸し機能(α版)」は、スマートフォンやタブレットを使い、現場で登録済みの在庫数を確認しながら、差異がなければタップのみ、差異がある場合のみ実数を入力して修正できるシンプルな設計です。結果は即座にシステムへ反映されるため転記作業が不要になり、実施履歴も自動保存されます。また、点検回覧履歴をA4縦レイアウトで印刷・PDF保存できる機能や、点検を「実施なし」として記録し「点検漏れ」と区別する機能も追加され、記録の信頼性が向上しました。
製造業・生産管理への見方
生産設備の安定稼働には、保全用部品の適切な在庫管理が不可欠です。本機能の導入により、保全担当者が現場で直接在庫データを更新できるようになり、部品不足によるライン停止リスクの低減が期待できます。また、点検記録の「実施なし」の明示化や回覧履歴のPDF出力機能は、製造業における品質管理や保安監査の際、監査対応にかかる工数を削減し、法令遵守や社内ルール適合の証明をスムーズにする実用的な改善と言えます。
現場で確認したいポイント
- 部品棚卸し機能(α版)のテスト利用を希望する場合の申請方法や利用条件
- 自社で導入しているモバイル端末のOSやスペックが動作環境に対応しているか
- 既存の部品管理台帳データから新システムへの移行手順や連携方法
確認しておきたい点
部品棚卸し機能は現在「α版」として希望ユーザー向けに先行テスト提供されている段階であり、今後の正式リリースに向けて仕様が変更される可能性があります。
関連リンク
- 発表企業サイト:株式会社ミロクリエの公式企業サイト
- ミロクルカルテ 関連ページ:設備保全クラウド「ミロクルカルテ」の紹介ページ
- 発表企業のPR TIMESページ:ミロクリエのプレスリリース一覧
出典情報
| 出典 | PR TIMES |
|---|---|
| 発表企業 | 株式会社ミロクリエ |
| 発表日時 | 2026-07-07 08:00:02 |
| 元記事 | PR TIMESで読む |