ニュース

オンリーが自社工場の計画生産で「早割」実施、閑散期の稼働平準化を追求

株式会社オンリーは、自社工場での計画生産と稼働平準化を目的とした「早割」キャンペーンを開始。閑散期の受注を促進し、生産効率を向上させる取り組みです。

生産現場のシステムNAVI編集部
オンリーが自社工場の計画生産で「早割」実施、閑散期の稼働平準化を追求

この記事の要点: ビジネスウェアの製造・販売を行う株式会社オンリーは、自社オーダースーツブランドにおいて、秋冬最新生地などを対象とした20%OFFの「早割」キャンペーンを2026年7月1日から8月31日まで開催します。この取り組みは、佐賀県にある自社工場「オンリーファクトリー」の閑散期に次シーズンの注文を集約することで、生産の平準化と効率的な計画生産を実現し、高品質な製品を低価格で提供することを目的としています。

発表内容のポイント

  • 自社工場「オンリーファクトリー」の閑散期に受注を集中させ、生産の平準化を図る
  • 計画生産の仕組みを活用し、オーダースーツを20%OFFの価格で提供するキャンペーン
  • 納期を最長2か月と設定し、工場の稼働状況に合わせた柔軟な生産スケジュールを確保

発表の背景

アパレル製造業において、季節ごとの需要変動に伴う工場の稼働率のばらつきは、生産効率を低下させる大きな要因となっています。オンリーは、企画から製造、販売までを一貫して手がける体制を活かし、需要が落ち着く時期に次シーズンの先行受注を行うことで、工場の稼働を安定させる仕組みを構築しました。これにより、無駄のない効率的なものづくりとコストパフォーマンスの両立を目指しています。

何が発表されたのか

今回の「早割」キャンペーンでは、2026年秋冬の最新生地コレクションや定番コレクションを対象に、ジャケットとボトムスのセットを割引価格で提供します。さらに、早割対象商品との同時購入に限り、春夏(通年)生地のオーダースーツも対象に含めることで、顧客の多様なニーズに対応します。生産は佐賀県の自社工場で行われ、納期は最長2か月と通常より長く設定することで、工場側の生産調整枠を確保しています。採寸は全国の直営店舗で独自開発のゲージ服を用いて実施されます。

製造業・生産管理への見方

本取り組みは、製造小売(SPA)モデルにおける「需要予測と生産管理の連動」の好例です。受注時期を意図的にコントロールすることで、工場の閑散期を埋め、年間を通じた操業度の安定化(平準化)を達成しています。生産現場のキャパシティに合わせて納期を最長2か月と柔軟に設定する手法は、リードタイムの短縮ばかりを追うのではなく、工場のリソースを最適配分して製造原価を抑えるための有効な生産管理アプローチとして、製造業DXやプロセス改善の視点からも注目されます。

現場で確認したいポイント

  • 閑散期の稼働率を向上させるための、営業・販売部門と生産部門の連携体制
  • 最長2か月の納期を許容してもらうための、顧客向けインセンティブ設計のあり方
  • 自社工場「オンリーファクトリー」における、多品種少量生産に対応する工程管理手法

確認しておきたい点

工場の生産状況によっては納期が変更となる場合がある点や、商品は工場からの直送となり別途送料が必要になる点に注意が必要です。また、オンラインストアでの注文は過去に採寸データがある顧客に限定されています。

関連リンク

出典情報

出典 PR TIMES
発表企業 株式会社 オンリー
発表日時 2026-07-03 12:10:02
元記事 PR TIMESで読む

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です