この記事の要点: 公益財団法人流通経済研究所は、研究情報誌『流通情報』2026年7月号を刊行しました。今号では「『物流』を再設計する―政策・業界横断連携・現場が連動する、物流中長期改革の方向性」と題した特集を展開しています。2024年問題への対応にとどまらず、人口減少や労働力不足、カーボンニュートラルといった構造的課題に対し、2030年や2040年に向けた中長期的な物流改革の方向性を提示しています。
発表内容のポイント
- 2026年度始動の「総合物流施策大綱」やフィジカルインターネットの展望を解説
- 「消費財サプライチェーン協議会」の立ち上げや三菱食品の物流DX事例を掲載
- 現場改善を実行に移すための伴走支援プロセスなど、実務的な知見を網羅
発表の背景
物流業界では2024年問題への対応が進む一方、労働力不足や環境対応といった構造的な課題が深刻化しています。2026年度からは新たな「総合物流施策大綱(2026~2030年度)」が始動し、フィジカルインターネットの実現や物流標準化、物流DX・GXなど、サプライチェーン全体での持続可能性向上に向けた中長期的な改革が本格化する時期を迎えています。こうした背景から、単なる目先の改善策ではなく、制度や企業間連携、現場を横断した再設計が求められています。
何が発表されたのか
本特集では、国土交通省による新大綱の解説をはじめ、有識者や実務担当者による具体的な取り組みが紹介されています。具体的には、食品サプライチェーンの持続可能性を目指す「Food Supply Chain Sustainability Project(FSP)」の方向性や、製・配・販連携から発展した「消費財サプライチェーン協議会」の立ち上げについて解説。さらに、三菱食品による物流DXと共同物流の実践事例や、物流現場の改善を「可視化・判断・実行」のプロセスで進める伴走支援の知見などが収録されています。
製造業・生産管理への見方
製造業の生産管理やDX推進において、完成した製品を顧客へ届ける物流網の維持は極めて重要な課題です。本誌で特集されている「フィジカルインターネット」や「物流標準化」の動きは、メーカー側の出荷・梱包仕様や生産計画にも直接影響を及ぼします。また、製・配・販の業界横断連携や共同物流の事例は、自社単独での効率化に限界を感じている製造業にとって、サプライチェーン全体を最適化するための重要なヒントとなります。現場改善を伴走支援するプロセスも、製造現場のDX実行において参考になる内容です。
現場で確認したいポイント
- 2026年度からの「総合物流施策大綱」が自社の出荷・物流計画に与える影響
- 消費財サプライチェーン協議会などの業界横断連携に自社が関与できる余地
- 物流現場の改善プロセスにおける「可視化・判断・実行」の自社への適用方法
確認しておきたい点
本情報は流通経済研究所が発行する有料の情報誌(定期購読料33,000円)に関するものであり、特集記事の全文を閲覧するには購読契約が必要です。また、紹介されている事例や大綱の具体的な運用ルールは、各企業や行政の個別状況により異なる場合があります。
関連リンク
- 関連ページ:『流通情報』2026年7月号の詳細ページ
- 発表企業サイト:公益財団法人流通経済研究所の公式サイト
- 発表企業のPR TIMESページ
出典情報
| 出典 | PR TIMES |
|---|---|
| 発表企業 | 公益財団法人流通経済研究所 |
| 発表日時 | 2026-07-01 11:10:01 |
| 元記事 | PR TIMESで読む |