この記事の要点: 株式会社SmartHRが提供するクラウド人事労務ソフト「SmartHR」の「AIアシスタント」機能が、2025年7月の提供開始から約1年で導入企業数900社に達し、従業員からの問い合わせに対する累計回答回数が15万回を突破しました。この機能は、就業規則や社内マニュアルなどのドキュメントをもとに、従業員からの質問に対して即座に自動回答を行うもので、管理部門や現場リーダーの業務負担軽減に寄与しています。
発表内容のポイント
- 提供開始から約1年で導入企業900社、累計回答回数15万回を突破
- 就業規則やマニュアルをもとに即時回答し、問い合わせ対応を効率化
- スマホ対応により、PCを持たない現場従業員もその場で自己解決が可能
発表の背景
多くの企業で人事労務のDXが進む一方、現場では「マニュアルを読めばわかる問い合わせ」への対応や、社内ルールの周知といった細かな業務が管理部門の負担となっています。また、PCを持たない現場従業員が多い職場では、拠点長や店長などの現場責任者が情報伝達を中継せねばならず、特定の中間管理職に負荷が集中しやすいという課題がありました。こうした「名もなき業務」を削減し、業務効率化を図るために開発されました。
何が発表されたのか
「AIアシスタント」は、SmartHR上にアップロードされた就業規則や各種手続きマニュアルなどの社内文書を学習・参照し、従業員からの質問に自動で回答する仕組みです。スマートフォン向けアプリからも利用できるため、工場や店舗、各拠点など、PCを持たない環境で働く現場従業員でも、担当者に直接聞くことなく必要な情報をその場で確認できます。これにより、土日や深夜、本部の営業時間外であっても、従業員が自己解決できる環境が整います。
製造業・生産管理への見方
製造業の生産現場では、交代勤務や夜間操業、休日稼働などがあり、管理部門が不在の時間帯にも稼働が続いています。また、現場で働く作業員の多くは個人用のPCを支給されておらず、就業規則や各種申請手続きの確認が遅れたり、現場の班長や工場長に質問が集中して生産管理業務を圧迫したりするケースが少なくありません。本システムのように、スマホからいつでも社内ルールを自己解決できる仕組みは、現場リーダーの負担を減らし、生産管理や本来の製造業務に集中できる環境づくりに貢献します。
現場で確認したいポイント
- 自社の就業規則や各種マニュアルが、AIが参照しやすい電子データとして整理されているか
- 交代勤務や夜間稼働がある現場で、労務関連の問い合わせ対応が現場リーダーの負担になっていないか
- 現場の作業員がスマートフォンから手軽にアクセスできる社内インフラが整っているか
確認しておきたい点
AIアシスタントの回答精度はアップロードする社内ドキュメントの整備状況に依存するため、自社のマニュアル類が最新かつ正確に更新されているかを事前に確認しておく必要があります。
関連リンク
- 発表企業サイト:株式会社SmartHRの公式企業サイトです。
- 発表企業のPR TIMESページ
出典情報
| 出典 | PR TIMES |
|---|---|
| 発表企業 | 株式会社SmartHR |
| 発表日時 | 2026-07-01 11:00:08 |
| 元記事 | PR TIMESで読む |