この記事の要点: ヤマトホールディングスとアルフレッサが共同設立した株式会社MY MEDICAは、健康診断の事後措置に関する調査結果を発表しました。それによると、オンライン医療・健康サービス「MY MEDICA」を利用したユーザーの88.0%が3カ月以内に再検査を受診したことが明らかになりました。これまで「仕事が忙しい」などの理由で放置されがちだった要再検査者に対し、オンライン診療を活用したアプローチが行動変容を促す有効な手段として注目されます。
発表内容のポイント
- 再検査を受けない最大の理由は「仕事が忙しい」が38.1%で最多
- アプリ活用により86.2%が受診ハードルの低下を実感し、早期受診を達成
- 再検査の自動判定からオンライン受診までアプリで完結する新機能が寄与
発表の背景
定期健康診断における有所見率は年々上昇しており、2024年の調査では59.4%に達しています。特に生活習慣病につながる血中脂質や血圧の有所見率が高く、企業にとっても労働力確保や医療費削減の観点から、早期の医療介入と重症化予防が重要課題となっています。しかし、従来の対面診療では時間的制約から受診が見送られるケースが多く、効率的な受診環境の整備が求められていました。
何が発表されたのか
調査はMY MEDICAを利用して再検査を受診した690名を対象に実施されました。利用前は半数以上が再検査を「受診しないことが多かった、または全く受診していなかった」と回答しており、受診意欲の低さが浮き彫りになりました。未受診や治療離脱の主因は「仕事が忙しく、病院に行く時間が取れない」ことでした。これに対し、最短10分で受診できるオンライン診療や、健診結果から再検査を自動判定してアプリ内で受診まで完結できる仕組みを提供したところ、受診率の大幅な向上と、73.9%のユーザーにおける健康・治療継続意欲の向上が確認されました。
製造業・生産管理への見方
製造業や生産現場では、交代制勤務やタイトな生産スケジュールの影響により、従業員が平日の日中に医療機関を受診する時間を確保しにくいという課題があります。特に現場を支える熟練層や中高年層において、生活習慣病リスクなどの有所見放置は、将来的な突然の欠員や労働生産性の低下に直結します。本調査結果は、オンライン診療というデジタル技術(DX)を健康管理に導入することで、現場の稼働を妨げずに従業員の重症化を予防し、健康経営を推進できる具体的な有効性を示しています。
現場で確認したいポイント
- 自社の健康診断における要再検査者の受診率や放置状況を把握できているか
- 交代制勤務の従業員が勤務時間外やスキマ時間に受診できる環境があるか
- 健診結果が出た直後の最も受診意欲が高いタイミングで受診勧奨ができているか
確認しておきたい点
本調査は「MY MEDICA」のサービスを利用して実際に再検査を受診したユーザー(690名)を対象としたものであり、すべての導入企業や全従業員における一律の受診率向上を保証するものではありません。
関連リンク
- 発表企業サイト:アルフレッサ株式会社の公式企業サイトです。
- 発表企業のPR TIMESページ:アルフレッサのプレスリリース一覧です。
出典情報
| 出典 | PR TIMES |
|---|---|
| 発表企業 | アルフレッサ株式会社 |
| 発表日時 | 2026-06-29 13:00:02 |
| 元記事 | PR TIMESで読む |