この記事の要点: セブンセンスマーケティング株式会社は、PCログ管理クラウド「みえるクラウド®ログ」において、AIエージェント「Claude」と接続するMCP連携を用いた新たな労務管理のユースケースを公開しました。PCの自動稼働ログとAIを組み合わせることで、勤怠管理システムだけでは把握しきれない実態の可視化や、月次の集計・分析レポート作成、関係者への注意喚起メールの自動生成などを実現し、労務管理業務の大幅な効率化を支援します。
発表内容のポイント
- PC稼働ログの自動取得により、タイムカードに表れない隠れ残業を正確に把握
- AIのスケジュール機能を活用し、月次の残業分析レポートや注意喚起メールを自動生成
- 蓄積された客観的データをAIが解析し、業務プロセスの効率化や改善策の提示を可能に
発表の背景
多くの企業において、勤怠管理システム上の労働時間と実際のPC稼働状況が乖離する「隠れ残業」は、従業員の健康管理やコンプライアンスの観点から深刻な課題となっています。また、人事労務担当者にとって毎月のデータ集計やリマインド、レポート作成といった定例業務は大きな負担でした。こうした課題に対し、客観的なPCログデータとAI技術を掛け合わせることで、手作業を削減しつつ実態に即した労務管理を行う仕組みが求められていました。
何が発表されたのか
「みえるクラウド®ログ」は、PCにエージェントをインストールすることで、業務履歴やアプリ利用時間を自動記録するクラウドサービスです。今回のMCP連携ユースケースでは、AIが月初に自動で勤怠データを分析し、残業が多い従業員や隠れ残業の疑いがある従業員のリストをレポートとして出力します。さらに、問題が検出された際に対象部署の上司へ送る注意喚起メールの下書きまでAIが自動作成するため、担当者は確認して送信するだけで業務が完了します。また、残業の要因分析を行い、どのプロセスを自動化・効率化できるかといった具体的な改善策の提示も可能です。
製造業・生産管理への見方
製造業の設計部門や生産管理、間接部門など、PC作業を伴うデスクワーク領域において、隠れ残業の防止や業務プロセスの可視化はDX推進の重要なテーマです。特に工場と事務所で勤務形態が異なる場合や、テレワークが混在する環境では、客観的な稼働データの把握が困難でした。PCログという客観的なファクトデータとAIを連携させることで、現場の負担を増やすことなく「誰が・いつ・何の業務に時間を費やしているか」を定量的に評価できます。これにより、ボトルネックとなっている間接業務の特定や、生産性向上に向けた業務プロセスの再設計が容易になります。
現場で確認したいポイント
- 自社の設計や生産管理などのPC作業部門において、隠れ残業やサービス残業の懸念がないか
- 既存の勤怠管理システムと、PCの実際の稼働ログを突き合わせて検証する仕組みがあるか
- AI連携による自動レポート作成やメール下書き機能が、自社の労務規定や運用フローに適合するか
確認しておきたい点
本システムはPCの稼働ログをベースにしているため、PCを使用しない現場作業や手作業、会議などの時間は別途考慮する必要があります。また、MCP活用プランは月額10万円からとなっており、通常プラン(月額50,000円・50台〜)とは料金体系が異なる点に注意が必要です。
関連リンク
- みえるクラウド®ログ サービスサイト:PCログ管理クラウドの機能や料金、導入実績を紹介するページ
- セブンセンスマーケティングのPR TIMESページ:提供企業のプレスリリース一覧や最新の発表情報を確認できるページ
出典情報
| 出典 | PR TIMES |
|---|---|
| 発表企業 | セブンセンスマーケティング株式会社 |
| 発表日時 | 2026-06-26 09:56:42 |
| 元記事 | PR TIMESで読む |