この記事の要点: 株式会社BTMは、システム障害や問い合わせ発生時のログ調査を自動化・自律解決するAIエージェント「TracisAI(トレイシスAI)」を、2026年6月25日より「AWS Marketplace」にて提供開始しました。本サービスは、従来のルールベースの自動化とは異なり、システムの文脈を理解して自ら判断・調査を実行する仕組みで、専門知識を持つエンジニアの負担軽減や対応リードタイムの短縮に貢献します。
発表内容のポイント
- ログ抽出から原因特定、要約までを自動化し、調査時間を最大95%削減
- Slackから自然言語で問いかけるだけで、非エンジニアでもログ調査が可能
- 自社AWS環境内に構築するBYOC方式を採用し、高いセキュリティを確保
発表の背景
近年、企業のシステム環境はクラウドネイティブ化やマイクロサービス化によって複雑化しています。これに伴い、システム障害や問い合わせ時の原因特定に多大な時間を要することが課題となっていました。従来は専門知識を持つエンジニアが数時間から半日かけてログを追い、SQLを駆使して調査を行っていたため、エンジニアの負荷増大や対応の属人化、回答までのリードタイム長期化が発生していました。
何が発表されたのか
「TracisAI」は、エラー検知や問い合わせ文をトリガーに、関連ログの抽出、SQLの生成・実行、原因特定、要約までを自動で行います。実証実験等では従来の調査時間を最大95%削減した実績を持ちます。Slackなどのチャットツールから日本語で指示を出すだけで動作するため、営業やサポート担当者でもエンジニアを介さずに一次回答を得られます。また、顧客自身のAWS環境内に構築する「BYOC」方式のため、機密データが外部に流出する心配がありません。
製造業・生産管理への見方
製造業のDX推進において、生産管理システムやIoTプラットフォームの運用保守は不可欠ですが、システムが複雑化する中でIT人材の不足や属人化が課題となっています。本サービスを導入することで、現場のシステムエラー発生時に専門エンジニアの稼働を抑えつつ、迅速な原因究明が可能になります。非エンジニアである現場の管理担当者でもチャット経由で状況を把握できるため、システム停止に伴う生産ラインへの影響を最小限に抑える効果が期待できます。
現場で確認したいポイント
- 自社の生産管理システムやIoT基盤がAWS環境で構築されているか
- 現場の運用担当者がSlack等のチャットツールを日常的に活用できるか
- PoC(概念実証)として無料のトライアルプランから検証を開始するか
確認しておきたい点
本サービスは顧客自身のAWS環境内に構築する「BYOC」方式を採用しているため、導入にあたっては自社のAWS環境の構成やセキュリティポリシーとの整合性を事前に確認しておく必要があります。
関連リンク
- 株式会社BTM コーポレートサイト:発表企業である株式会社BTMの公式サイトです。
- 発表企業のPR TIMESページ
出典情報
| 出典 | PR TIMES |
|---|---|
| 発表企業 | 株式会社BTM |
| 発表日時 | 2026-06-26 16:00:01 |
| 元記事 | PR TIMESで読む |