この記事の要点: 株式会社電通総研は、自社開発のローコード開発プラットフォームの最新版「iPLAss(アイプラス) Ver.4.1」を2026年6月25日より提供開始します。本バージョンでは、AIエージェントや生成AIサービスとの連携機能を実装し、開発と運用の効率化を図るとともに、現場で広く使われている表計算ソフトウェアとの連携機能を強化。既存システムからの円滑な移行や、業務システム構築における長期的な保守性の両立を支援します。
発表内容のポイント
- AIエージェントがシステム構造を理解し、精度高くコード生成を行うMCPサーバー機能
- ノーコード・ローコードで「Amazon Bedrock」などの生成AIサービスを組み込み可能
- 表計算ソフトの操作性を維持したまま、データを直接参照・更新できる連携機能の強化
発表の背景
エンタープライズ領域の業務システム開発において、生成AIの活用による短期的な開発効率の向上だけでなく、長期的な整合性や保守性の担保が課題となっています。iPLAssは、大規模かつ高度なカスタマイズが求められる業務システム構築において、開発・運用コストを抑制するプラットフォームとして活用されてきました。今回のアップデートは、こうした背景から開発者と利用者の双方に生成AI活用環境を提供し、既存システムからの移行を円滑にすることを目指しています。
何が発表されたのか
「iPLAss Ver.4.1」では、Java/Groovyとテキスト形式のメタデータで構成される特徴を活かし、AIエージェントが設計情報を直接検索・定義できるMCP(Model Context Protocol)サーバー機能を新たに追加しました。これにより、AIによる高精度なコード生成や設計情報の自動修正が可能になります。また、電通総研の「Know Narrator」や「Amazon Bedrock」などの生成AIサービスを共通インターフェースで呼び出せるため、問い合わせ管理やFAQ管理などの機能をノーコード・ローコードでシステムに組み込めます。
製造業・生産管理への見方
製造業の生産管理やDX推進において、現場ごとに乱立する表計算ソフトウェア(スプレッドシート等)によるデータ管理の属人化や、レガシーシステムからの移行は大きな課題です。本製品は、現場が慣れ親しんだ表計算ソフトと同様のユーザーインターフェースを簡単な設定で構築でき、表計算ソフト自体を入力画面として活用しながらデータベースのデータを直接参照・更新できます。これにより、現場の操作性を損なうことなく、データの安全な一元管理とシステム移行を推進できる点が、製造現場のDXにおいて実用的なメリットとなります。
現場で確認したいポイント
- 現在現場で乱立している表計算ソフトのデータを、業務プロセスを止めずに移行できるか
- 自社で導入している、または導入予定の生成AIサービスとの連携可否や開発工数
- 既存の基幹システムや生産管理システムとiPLAssとのデータ連携方法と保守体制
確認しておきたい点
本製品の導入にあたり、既存の表計算ソフトウェアとの直接連携機能が、自社で利用している具体的なソフトウェアのバージョンやセキュリティポリシーに対応しているかについては、個別での確認が必要です。
関連リンク
- 電通総研 コーポレートサイト:発表企業である株式会社電通総研の公式サイトです。
- 電通総研 PR TIMES プレスリリース一覧:電通総研の他ソリューションや最新のプレスリリースを確認できます。
出典情報
| 出典 | PR TIMES |
|---|---|
| 発表企業 | 株式会社電通総研 |
| 発表日時 | 2026-06-24 14:00:02 |
| 元記事 | PR TIMESで読む |