海外製造業ニュース

韓国GGM、全国品質革新大会で初出場ながら全4部門受賞。現場主導の改善活動が結実

韓国の光州グローバルモータース(GGM)が、第52回全国品質サークル大会に初出場し、金賞を含む4つの賞をすべて受賞。現場の安全と品質改善活動が実を結びました。

生産現場のシステムNAVI編集部
韓国GGM、全国品質革新大会で初出場ながら全4部門受賞。現場主導の改善活動が結実

この記事の要点: 韓国の自動車製造企業である光州グローバルモータース(GGM)は、初出場となった「第52回全国品質サークル大会」において、エントリーした4チームすべてが金賞・銀賞・銅賞を受賞するという快挙を成し遂げました。この大会は韓国の産業通商資源部国家技術標準院などが主催するもので、現場の従業員が自主的に進めてきた品質改善や作業リスク低減の取り組みが、社外の専門機関からも高く評価された形です。

ニュースのポイント

  • 初出場のGGMが金賞(大統領賞相当)、銀賞、銅賞2つを獲得し、現場の改善力を証明
  • 検査治具の危険因子改善による作業リスク低減や、検査ラインの稼働率向上が高く評価された
  • 2025年から導入した自主的な品質サークル活動が、短期間で具体的な成果へと結実

背景

韓国の「全国品質革新大会」は、職場内の自主的な改善活動を通じて品質向上や顧客満足に貢献した優秀なサークルを表彰する制度です。2026年は8月24日から28日にかけて全羅北道全州市で開催され、全国17の市・道予選を勝ち抜いた315のサークルや個人が、それぞれの品質改善や職場革新の成果を競い合いました。GGMは社内選考と光州広域市の地方予選を経て、本選へ初挑戦しました。

何が起きたのか

GGMは個人部門とチーム部門でそれぞれ成果を発表しました。個人部門では、品質管理部のアン・ギョンイングループリーダーが「検査治具の危険因子改善による作業リスク低減」をテーマに発表し、最高賞である金賞を受賞。同じくウン・ハジョングループリーダーが「検査ライン工程の改善による稼働率向上」で銀賞を獲得しました。チーム部門では、組立部の「Win-Win Nuriチーム」がドア完成工程の危険因子改善によるリスク低減で銅賞を、また別のチームがコックピット工程の不良率低減で銅賞を受賞しました。

製造業・生産管理への見方

今回の受賞は、製造現場における「ボトムアップ型の改善活動(QCサークル)」が、生産性と安全性の両面においていかに有効であるかを示しています。GGMは2025年から従業員が自主的に現場の課題を研究・解決する品質サークル運営を開始しており、わずか1年強で全国レベルの成果を創出しました。生産管理や品質管理の責任者にとって、現場の作業者が自発的に危険因子を特定し、治具や工程の改善提案を行う仕組みづくりが、結果としてライン稼働率の向上や不良率の低減に直結するという好例となっています。

現場で確認したいポイント

  • 現場の作業者が自発的に危険因子や非効率な工程を報告・改善できる仕組みがあるか
  • 品質改善活動(QCサークル等)が、単なる形式にとどまらず、稼働率向上などの実利に結びついているか
  • 社内での改善発表会や表彰制度を通じて、現場のモチベーションを高める工夫ができているか

確認しておきたい点

本記事は韓国国内の大会における受賞実績を報じたものであり、GGMの具体的な生産車種や、改善活動による定量的なコスト削減効果などの詳細な数値は原文に含まれていません。

出典情報

出典 The Asia Business Daily
公開日時 2026-08-31T16:54:17+09:00
元記事 The Asia Business Dailyで読む

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です