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西ビセンテ・トルンスが米オハイオ州に初の製造拠点を新設、変圧器用電線を生産

スペインの電線メーカー、ビセンテ・トルンスが米オハイオ州に2,100万ドルを投じて初の製造工場を建設。エネルギー需要の拡大に対応します。

生産現場のシステムNAVI編集部
西ビセンテ・トルンスが米オハイオ州に初の製造拠点を新設、変圧器用電線を生産

この記事の要点: スペインを本拠地とする国際的な電線・ケーブルメーカー、ビセンテ・トルンス(Vicente Torns)は、米国オハイオ州ウェストリバティに同国初となる製造拠点を設立することを発表しました。2,100万ドル(約31億円)を投資して新工場を建設し、電力用変圧器に使用される銅およびアルミニウム製の電線・導体を生産します。これにより、北米市場における供給体制を強化し、エネルギーインフラ需要の取り込みを狙います。

ニュースのポイント

  • ビセンテ・トルンスが2,100万ドルを投じ、米オハイオ州に初の製造工場を建設
  • 電力インフラに不可欠な変圧器向けの銅・アルミニウム製電線を生産
  • 4年以内に米国市場がグループ総売上高の15%を占めることを見込む

背景

ビセンテ・トルンスは、バルセロナに本社を置く創業100年以上の歴史を持つファミリー企業です。年間売上高は4億ドルを超え、スペイン、スロバキア、イタリア、モロッコ、フランス、インドに製造拠点を展開しています。同社は主に変圧器、高電圧モーター、発電機などのエネルギー分野向けに絶縁導体を供給しており、近年は電気自動車(EV)や鉄道分野にも進出しています。

何が起きたのか

今回の投資計画により、オハイオ州ローガン郡ウェストリバティの拠点において108人の新規雇用が創出され、年間710万ドルの給与支払いが新たに発生します。新工場では、米国の電力インフラに不可欠な変圧器用の電線製造に特化します。同社CEOは、米国市場が4年以内にグループ全体の売上高の15%を占めると予測しており、北米での生産能力拡大と顧客基盤の構築に向け、現地での熟練労働者の確保を進める方針です。

製造業・生産管理への見方

本計画は、北米における電力インフラ需要の急増に伴い、サプライチェーンのローカル化(地産地消)が進んでいることを示しています。変圧器用電線のような基礎資材の現地生産化は、部材調達のリードタイム短縮や物流リスクの低減に直結します。また、オハイオ州を含む米国中西部は、製造業の集積地として熟練工の確保や北米全域へのアクセスに優れており、海外メーカーによる直接投資先としての重要性が改めて浮き彫りになっています。

現場で確認したいポイント

  • 北米市場における変圧器や重電機器向け部材の現地調達ルートの確保状況
  • エネルギーインフラ需要の拡大に伴う、銅・アルミなどの原材料調達価格への影響
  • 米国中西部における製造業の雇用動向と、現地工場立ち上げ時の人材確保策

確認しておきたい点

本プロジェクトは現地の地方自治体による最終承認を前提としています。また、新工場の具体的な稼働開始時期や、詳細な生産能力の規模については現時点で明示されていません。

出典情報

出典 JobsOhio
公開日時 2026-08-25T15:06:58Z
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