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米家具メーカーが自動化チューブレーザー導入

米ビクター・スタンレーが約150万ドルを投じ、鋼材加工の全自動チューブレーザーシステムを導入しました。

生産現場のシステムNAVI編集部
米家具メーカーが自動化チューブレーザー導入のアイキャッチ画像

この記事の要点: 米国メリーランド州の公園・公共スペース向け家具メーカーであるビクター・スタンレー(Victor Stanley)は、生産能力の強化に向けて約150万ドル(約2億2,000万円)を投じ、全自動チューブレーザーシステムを導入しました。この最新設備の導入により、同社の主力製品であるスチール製家具の製造プロセスにおける鋼材加工能力が大幅に向上し、生産効率と安全性の両立が図られます。

ニュースのポイント

  • 約150万ドルを投じて全自動チューブレーザーシステムを工場に導入
  • 高精度な自動カットと素材調整機能により、生産速度向上と廃棄物削減を実現
  • 手作業による重量物運搬や反復作業を減らし、現場の労働安全性を向上

背景

ビクター・スタンレーは60年以上にわたりメリーランド州を拠点とし、ベンチや自転車ラック、ゴミ箱などの公共家具を世界中に提供しています。同社は持続可能な製造業を目指しており、工場では100%再生可能エネルギーを使用し、原材料のスチールの大部分にリサイクル素材を採用するなど、環境負荷の低減に注力してきました。

何が起きたのか

今回導入された全自動チューブレーザーシステムは、異なる素材やチューブのサイズに自動で適応し、極めて高精度な切断加工を行う技術を備えています。これにより、高品質を維持したまま部品の高速生産が可能となりました。また、材料の無駄を省くことで持続可能な資源利用を促進するほか、従来発生していた重量物の手作業による持ち上げや、繰り返しの多い手作業を削減し、工場従業員の安全な労働環境づくりにも貢献しています。

製造業・生産管理への見方

本件は、伝統的な金属加工を伴う製造業において、自動化設備の導入が生産性向上だけでなく、労働環境の改善(安全衛生)と環境負荷低減(サステナビリティ)を同時に達成する好例です。また、同社はゴミ箱の堆積量を検知して回収ルートを最適化するセンサーシステム「Relay」を展開するなど、製品自体のスマート化にも取り組んでおり、製造工程のDXと製品のIoT化を並行して進めるアプローチは、日本の地方製造業にとっても参考になります。

現場で確認したいポイント

  • 自社の金属加工工程において、自動切断・加工技術による歩留まり改善の余地があるか
  • 自動化設備の導入検討時に、生産性だけでなく作業者の安全性向上効果を試算できているか
  • 製品へのセンサー搭載など、製造品自体のスマート化による付加価値向上の機会があるか

確認しておきたい点

本記事はメーカーによる設備投資の発表に基づくものであり、導入後の具体的な生産量増加実績や、投資回収期間(ROI)の詳細な数値については言及されていません。

出典情報

出典 business.maryland.gov
公開日時 2026-08-03T15:16:03Z
元記事 business.maryland.govで読む

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