この記事の要点: ブルーテック株式会社は、同社が提供するRPAソフト「おじどうさん」が、倉庫・物流事業を展開する中央株式会社に採用された導入事例を公開しました。荷主企業ごとに業務手順が異なり、共通の型による効率化が困難だった物流事務において、日次・月次あわせて20を超えるシナリオを構築・運用。営業所を横断した事務業務の平準化と、担当者の心理的負荷軽減を実現しています。
発表内容のポイント
- 顧客ごとに異なる出荷指示チェックなどの複雑な事務作業を個別シナリオで自動化
- チャットツールと連携し、エラー発生時の状況や次の対応指示を通知する仕組みを構築
- 事務の自動化により、これまで断らざるを得なかった新規案件の受託が可能に
発表の背景
中央株式会社は、荷主企業ごとに最適な物流を組み立てる強みを持つ一方、事務作業の手順も顧客ごとに異なるため、業務の標準化や効率化が進まない課題を抱えていました。RPAの導入を長年検討しつつも見送っていましたが、展示会での出会いを機に導入を決定。専任担当者がいない状況でも業務の合間に導入を進められるRPAソフト「おじどうさん」を採用しました。
何が発表されたのか
導入事例では、営業所を横断して事務業務を担う「事務連携支援室」において、20以上の自動化シナリオが毎日稼働しています。例えば「出荷指示の有無チェック」は、顧客10社に対して10通りの手順が存在しますが、これらを個別のシナリオとしてそのまま自動化しました。また、チャットツール(Discord)と連携し、ロボットが停止した際に「どこで止まったか」「次に何をしてほしいか」まで通知する工夫を施すことで、構築担当者が不在でも現場で一次対応できる体制を整えています。
製造業・生産管理への見方
製造業の出荷・物流部門や調達部門においても、取引先や仕入先ごとに指定伝票やシステム入力手順が異なり、事務作業が属人化・複雑化しやすいという共通の課題があります。本事例は、業務プロセスを無理に統一・標準化せずとも、顧客ごとの個別手順に合わせたRPAシナリオを構築することで、柔軟に自動化を進められる実例を示しています。現場の負担を軽減し、空いたリソースを新規案件の獲得や高付加価値業務へシフトさせるためのDXアプローチとして参考になります。
現場で確認したいポイント
- 自社の出荷・調達事務において、取引先ごとに個別対応している手作業がどの程度あるか
- RPAが停止した際に、現場の非IT担当者でも状況を把握して一次対応できる運用体制があるか
- 専任のIT人材が不足する中で、現場主導でシナリオの構築やメンテナンスを継続できるか
確認しておきたい点
本事例におけるRPAの導入効果や具体的な削減時間などの数値、および導入にかかった期間やコストについては、元プレスリリース内に記載がありません。詳細な運用フローは公開された事例記事を参照する必要があります。
出典情報
| 出典 | PR TIMES |
|---|---|
| 発表企業 | ブルーテック株式会社 |
| 発表日時 | 2026-10-13 17:53:41 |
| 元記事 | PR TIMESで読む |