この記事の要点: 株式会社日水コンが参画する「苫小牧地区工業用水道配水施設建設事業」において、2026年10月1日に日量8,000立方メートルの工業用水の一部供給が開始されました。これに伴い、10月8日に関係者が出席する通水式が開催されました。本事業は、北海道千歳市に建設されたラピダス株式会社の次世代半導体製造工場へ工業用水を安定供給するための配水インフラを整備するものです。
発表内容のポイント
- ラピダス社の次世代半導体製造工場向けに日量8,000立方メートルの一部供給を開始
- 日水コンはコンソーシアム構成員として配水管1工区と中継ポンプ場建設の設計等に参画
- 2027年4月には契約水量全量となる日量24,000立方メートルの供給を開始予定
発表の背景
半導体は経済安全保障上の重要物資であり、国内の生産基盤強化に向けて北海道千歳市でラピダス社による次世代半導体製造工場の整備が進められています。半導体製造には大量の工業用水が必要となるため、北海道企業局は既存の苫小牧地区工業用水道を活用し、千歳市へ送水するための配水施設の新設・増強事業を推進してきました。
何が発表されたのか
本事業は、千歳・苫小牧間の配水施設(配水管全3工区・中継ポンプ場)を整備するプロジェクトです。日水コンは、設計・施工管理を担う「配水管1工区(L=8.9km)」および設計・工事監理を担う「中継ポンプ場建設(能力24,000立方メートル/日)」の2業務に参画しています。いずれも設計・施工を一括発注するDB(デザインビルド)方式が採用されており、現在は一部供給の段階ですが、今後残る区間やポンプ場の完成を経て、2027年4月に全量供給へ移行する計画です。
製造業・生産管理への見方
半導体製造業において、極めて大量かつ安定した水資源の確保は操業の成否を分ける生命線です。今回の工業用水道の一部通水は、次世代半導体の国内生産に向けたインフラ整備が着実に前進していることを示しています。特に、千歳・苫小牧エリアにおける製造拠点としての立地優位性が高まるだけでなく、周辺のサプライチェーン企業や関連産業の集積を支える基盤としても、この水インフラの稼働は大きな意味を持ちます。
現場で確認したいポイント
- 2027年4月の全量供給(日量24,000立方メートル)に向けた工事の進捗状況
- 千歳・苫小牧エリアにおける工業用水の供給能力と自社生産拠点への影響
- 半導体関連産業の集積に伴う、地域インフラや用地確保の競争環境の変化
確認しておきたい点
本事業は2027年4月の全量供給に向けて継続中であり、現時点では一部供給(日量8,000立方メートル)の段階です。今後の工事進捗や稼働スケジュールに変更がないか、継続的な確認が必要です。
出典情報
| 出典 | PR TIMES |
|---|---|
| 発表企業 | 株式会社日水コン |
| 発表日時 | 2026-10-09 12:00:02 |
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