この記事の要点: キヤノンマーケティングジャパンとキヤノンプロダクションプリンティングシステムズは、2026年10月と11月に滋賀県で開催される印刷業界向けスマートファクトリー展示会「Horizon Smart Factory 2026 in HIP」に出展します。高速枚葉インクジェット印刷機やカラープロダクションプリンターを展示し、ホリゾン社製の後加工機や搬送ロボットと連携した、印刷から製本までの自動化・省人化ソリューションを実演提案します。
発表内容のポイント
- 印刷機と製本システムをインライン接続し、印刷から三方断裁までワンパスで実演
- AMRやAGVを活用し、印刷後の資材をニアライン製本工程へ無人搬送する仕組みを提示
- 製本から仕分け、梱包までを完全無人で行う「end to end」のフローを実演
発表の背景
印刷業界においても人手不足への対応や生産性の向上が急務となっています。今回の展示会は「無人化との共存~FIRST TOUCH~」をコンセプトに掲げており、自立型技術を駆使して人の介入を最小限に抑える未来のワークスタイルを提案します。キヤノン両社は、自社の高品質な印刷技術に他社製後加工機や搬送ロボットを組み合わせることで、現場の課題解決に直結する具体的な生産モデルを示す狙いがあります。
何が発表されたのか
展示では、高速枚葉インクジェット印刷機「varioPRINT iX3200」とホリゾン社の中綴じ製本システムをインライン接続し、印刷から製本までを一気通貫で行うデモを行います。さらに、印刷物をスタッカーから取り出してAMR・AGVで無人搬送し、ニアラインの無線綴じ製本ラインへ自動投入する連携も実演。また、コンパクトな「imagePRESS V900」を用いて、学習参考書の製本をテーマに、製本から仕分け、梱包までを完全無人で行うフローも紹介します。
製造業・生産管理への見方
本発表は、印刷・製本という特定の製造プロセスにおける「工程間搬送の自動化」と「ラインのインライン・ニアライン連携」の具体例として、製造業DXや生産管理の視点から非常に参考になります。特に、印刷機という加工設備から、AMR・AGVといった移動ロボットを介して後工程の製本機へワークを自動投入する仕組みは、異種デバイス間の連携による自動化ライン構築の好例です。多品種小ロット生産における段取り替えや搬送工数の削減、無人化による品質安定化を目指す生産管理担当者にとって、実用的なシステム構成のヒントとなります。
現場で確認したいポイント
- 自社の生産ラインにおいて、加工機と後加工機をインライン接続できるスペースや工程があるか
- AMRやAGVを導入する際、既存の床面環境や搬送ルートの安全確保に課題はないか
- 異なるメーカーの設備同士を連携させるためのシステムインターフェースや制御方法
確認しておきたい点
本展示会で実演される自動化ソリューションは、ホリゾン社製の後加工機や特定のAMR・AGVとの連携を前提としています。他社製設備との接続性や、自社の既存設備への適用可能性については、個別に対象メーカーへの確認が必要です。
出典情報
| 出典 | PR TIMES |
|---|---|
| 発表企業 | キヤノンマーケティングジャパン株式会社 |
| 発表日時 | 2026-09-14 13:00:01 |
| 元記事 | PR TIMESで読む |