この記事の要点: 株式会社Praztoと株式会社RICE CLOUDは、ERP(NetSuite)とCRM(Salesforce)に分散したデータを統合し、経営判断に活用できるデータとして可視化する業務提携を開始しました。第1弾として、NetSuiteのデータをTableauで可視化する「NetSuite経営Tableauダッシュボードパック」を共同で提供し、製造業や商社向けに在庫・原価の可視化オプションも用意します。
発表内容のポイント
- ERPとCRMのデータを統合し、受注から入金までの一連の流れを可視化
- 第1弾としてTableauダッシュボードパックを提供し、在庫や原価の分析にも対応
- データ連携ツールやAI名寄せクラウドを活用し、マスタデータの重複や表記揺れを解消
発表の背景
多くの企業において、受注や在庫、会計などの確定データを管理するERPと、商談や見込み客などの先行情報を管理するCRMは別々に導入・運用されています。そのため、同じ顧客であってもシステム間でIDや名称が異なり、データの突き合わせに手作業が発生するなど、経営状況をリアルタイムかつ横断的に把握することが困難な状況がありました。この課題を解決するため、両社の強みを活かした協業に至りました。
何が発表されたのか
今回の提携では、Praztoのデータ連携ツール「Passwork」とAI名寄せ・顧客データ統合クラウド「NAYOSEL」を活用し、NetSuiteの得意先データとSalesforceの取引先データを同一企業として統合管理します。共同提供されるダッシュボードパックには、経営サマリ、予実分析、財務分析、債権・入金、受注・売上分析の5つの共通テンプレートに加え、商社・製造業向けの「在庫・原価」オプションが用意されており、在庫回転や滞留在庫、ロケーション別の可視化が可能です。
製造業・生産管理への見方
製造業の生産管理や経営層にとって、部材の調達から在庫、受注、売上、入金までのプロセスを正確に把握することは極めて重要です。しかし、現場の生産・在庫データ(ERP)と、営業活動の商談データ(CRM)が分断されていると、需要予測や在庫の最適化、原価管理に遅れが生じます。今回のデータ統合ソリューションにより、在庫回転率やロケーションごとの滞留在庫、プロジェクトごとの利益率などが可視化され、製造現場の状況に即した迅速な経営判断や生産計画の調整が可能になります。
現場で確認したいポイント
- 自社で導入しているERP(NetSuite)とCRM(Salesforce)の顧客IDやマスタが統一されているか
- 在庫や原価、受注残などのデータが、経営会議向けに手作業を介さずリアルタイムに集計できているか
- 導入時や移行時における取引先マスタの重複や表記揺れのクレンジング体制が整っているか
確認しておきたい点
本ソリューションの導入にあたっては、自社が利用しているNetSuiteやSalesforceのカスタマイズ状況により、データの連携設定やダッシュボードの調整が必要になる場合があります。また、具体的な導入費用や開発期間については個別の問い合わせが必要です。
出典情報
| 出典 | PR TIMES |
|---|---|
| 発表企業 | 株式会社Prazto |
| 発表日時 | 2026-09-10 12:55:28 |
| 元記事 | PR TIMESで読む |