ニュース

YAGEOグループがセンサエキスポに出展、故障予知や温度計測など製造業向け技術を展示

YAGEOグループ4社が「センサエキスポジャパン2026」に共同出展。故障予知用の振動センサや高精度な温度センサ、配線不要のワイヤレスリミットスイッチなど、工場の保全や生産性向上に寄与する最新技術を紹介します。

生産現場のシステムNAVI編集部
YAGEOグループがセンサエキスポに出展、故障予知や温度計測など製造業向け技術を展示

この記事の要点: 株式会社トーキンをはじめとするYAGEOグループは、2026年9月16日から18日まで東京ビッグサイトで開催される「センサエキスポジャパン2026」に出展する。グループに加わった各社の強みを集結し、製造現場の故障予知や高精度な温度計測、設備の安全対策に貢献する幅広いセンサ製品とソリューションを実機デモなどを交えて紹介する予定だ。

発表内容のポイント

  • トーキンの圧電式振動センサによる、低コストで広帯域な設備の故障予知ソリューション
  • YAGEO Nexensosと芝浦電子が誇る、極低温から超高温まで対応する高精度温度センサ群
  • Telemecanique Sensorsによる、配線工数を削減するワイヤレスリミットスイッチ

発表の背景

YAGEOグループはセンサ事業を重点成長分野と位置づけ、近年M&Aを通じて製品ポートフォリオを急速に拡大している。2023年にYAGEO NexensosとTelemecanique Sensors、2025年にはサーミスタ大手の芝浦電子をグループに迎え入れた。今回の共同出展は、これらグループ各社の専門技術を統合し、産業機械や製造現場の多様なセンシングニーズに一括して応える体制をアピールする狙いがある。

何が発表されたのか

展示では、各ブランドの強みを活かした製品が並ぶ。トーキンは、10Hzから15kHzまでの広帯域を検知し、増幅回路内蔵で低コストに導入できる防水・耐油仕様の「圧電式振動センサ VSシリーズ」のデモを実施する。YAGEO Nexensosは、横幅1.0mm以下の新製品を含む高精度な白金測温抵抗体を展示。Telemecanique Sensorsは、配線工事を不要にするワイヤレスリミットスイッチや、ベルトコンベヤ用のローラーセンサーなど、現場の省力化と安全性を高める製品群を紹介する。芝浦電子は、過酷な環境下でも安定して動作する幅広い温度領域対応のサーミスタセンサを提案する。

製造業・生産管理への見方

製造業の生産管理や保全部門にとって、設備のダウンタイム削減と省力化は常に重要な課題である。今回展示されるトーキンの振動センサは、複雑な接続機器を必要とせず低コストで故障予知体制を構築できるため、既存設備のDX化・予兆保全化を検討している現場に適している。また、Telemecanique Sensorsのワイヤレスリミットスイッチは、配線工数の削減だけでなく、動的な装置や配線が困難な場所へのセンサ設置を容易にする。さらに、半導体製造装置や各種産業プロセスで不可欠な高精度温度管理において、白金測温抵抗体とサーミスタの双方から最適な選択肢を比較検討できる点も、製造業のエンジニアにとって有益な機会となる。

現場で確認したいポイント

  • 自社工場の既存設備に対して、トーキンの振動センサが追加配線やコスト面で適合するか
  • 配線工事がネックとなっている可動部や遠隔地に、ワイヤレスリミットスイッチが導入可能か
  • 自社の熱処理プロセスや装置開発において、要求される温度範囲と測定精度を満たすセンサがあるか

確認しておきたい点

各センサ製品の具体的な通信規格や既存の生産管理システム(MES等)との連携方法、詳細な導入コストについては、リリース内に記載がないため、展示会ブースやメーカーへの直接の問い合わせによる確認が必要です。

関連リンク

出典情報

出典 PR TIMES
発表企業 株式会社トーキン
発表日時 2026-09-10 11:00:02
元記事 PR TIMESで読む

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です