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モト・グッツィが新工場を竣工、自動化ラインと地上ドローンで生産能力3万台へ

ピアッジオグループはイタリアの創業地に新工場を竣工。自動化エンジン組立ラインや地上走行ドローンを導入し、生産能力を年間3万台以上に拡大しました。

生産現場のシステムNAVI編集部
モト・グッツィが新工場を竣工、自動化ラインと地上ドローンで生産能力3万台へ

この記事の要点: ピアッジオ グループ ジャパン株式会社は、イタリアのモーターサイクルブランド「モト・グッツィ」の新しい生産拠点が竣工したことを発表しました。約5年の歳月と5,000万ユーロを超える投資を経て建設された新工場は、生産能力を年間30,000台以上に拡大。最新世代の自動化エンジン組立ラインや地上走行ドローンなどの先進技術を導入し、環境配慮と作業員の安全性向上を両立した次世代の製造現場を実現しています。

発表内容のポイント

  • 5,000万ユーロ超を投資し、生産能力を年間30,000台以上に拡大
  • 完全新設の自動化エンジン組立ラインと全自動コンベアシステムを構築
  • 地上走行ドローン「kilo」を導入し、最終検査工程の作業負荷を軽減

発表の背景

モト・グッツィは1921年の創業以来、イタリアのマンデッロ・デル・ラーリオを拠点としてきました。今回のプロジェクトは、100年以上の歴史を持つブランドの伝統を継承しつつ、世界のバイク産業をリードする先進的な生産体制を確立することを目指したものです。歴史的な工業用地の景観や建築を尊重しながら、最新の製造技術と環境性能を融合させた新拠点の構築に、約5年の歳月を費やしました。

何が発表されたのか

新工場は敷地面積を38,000㎡に拡大し、新たに5,500㎡の産業用建屋を増設しました。生産工程の核となるエンジン組立ラインは、既存設備の改修ではなく完全な新設として構築され、最新世代の自動化技術を備えています。このエンジン工場と最終組立工場は全自動コンベアシステムで直結。さらに、生産ラインの最終地点では、ボストンのピアッジオ・ファスト・フォワード製地上走行ドローン「kilo」が完成車を受け取り、最終検査エリアへと搬送します。これにより、重い車両を扱う作業員の身体的負担を最小限に抑え、現場の安全性を高めています。

製造業・生産管理への見方

本件は、歴史ある製造拠点を操業しながら近代化する「ブラウンフィールド型」の工場DXとして極めて示唆に富む事例です。1921年以来のシンボルである赤いゲートや敷地の歴史的価値を維持しつつ、内部には最新の自動化ラインや地上走行ドローン(AGV/AMR技術)をシームレスに統合しています。また、1,300㎡の太陽光パネル設置や自然光の活用による「クラスA基準」の環境配慮設計は、持続可能なクリーンファクトリーの好例です。さらに、工場に隣接するミュージアムから実際の組立ラインを見学できる設計になっており、製造工程そのものをブランド価値の訴求に活用する「魅せる化」の視点も、日本の製造業における工場設計の参考になります。

現場で確認したいポイント

  • 既存の歴史的工場敷地において、操業を維持しながら新ラインを構築した手順
  • 地上走行ドローン「kilo」と作業員の協調プロセスおよび安全確保の仕組み
  • 全自動コンベアシステムによるエンジン工場と最終組立工場の連携制御方法

確認しておきたい点

本リリースはイタリア本国における新工場の竣工に関する発表であり、日本国内の販売網や供給体制への具体的な影響時期、および導入された自動化設備の詳細なスペックについては言及されていません。

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出典情報

出典 PR TIMES
発表企業 ピアッジオ グループ ジャパン株式会社
発表日時 2026-09-07 15:02:07
元記事 PR TIMESで読む

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