この記事の要点: デシセンス株式会社は2026年8月18日、B2B営業支援サービス「aiqul(アイクル)」の提供を開始しました。本サービスは、AIが見込み客企業を1社ずつ自動でリサーチし、それぞれの企業に最適化したメール文面と専用の資料ページを下書き生成するシステムです。導入企業はAIが作成した内容の確認や微調整、送信判断を行うだけで、高品質な個別アプローチを効率的に量産することが可能になります。
発表内容のポイント
- AIが相手企業を自動リサーチし、個別のメール文面と専用ページを下書き生成
- 先行実証において、実質的なメールクリック率が共通文面の約1.5倍となる18.7%を記録
- 送信前の確認や最終判断は人間が行う設計で、営業アプローチの品質と安全性を担保
発表の背景
B2B営業において、優秀な営業担当者は連絡前に相手企業の事業内容や動向をリサーチし、最適化した提案を行います。しかし、展示会などで大量の名刺を獲得した場合、すべての企業に対して手作業で個別リサーチと文面作成を行うのは時間的に困難でした。その結果、全社に対して同一の定型メールを一斉送信せざるを得ず、アプローチの反応率が低下するという課題がありました。
何が発表されたのか
「aiqul」は、名刺情報をもとに相手企業を自動で調査します。公開されている事業内容や最新動向を調べ、自社との取引履歴や展示会当日の会話メモと照合した上で、その企業専用のメール文面と資料ページを自動作成します。先行実証では、機械的な自動アクセスを排除した実質的なメールクリック率において、共通文面の12.5%に対し、aiqulが作成した個別文面は18.7%を記録。さらに、専用ページを訪れた企業の半数が資料を3分以上、または最後まで閲覧した実績を持ちます。
製造業・生産管理への見方
産業機器や製造業向け部材、工場向けシステムなどを扱うB2B製造業では、展示会が新規顧客開拓の重要な接点となっています。しかし、獲得した多数の名刺に対して一律のフォローメールを送るだけでは、競合他社に埋もれてしまい、具体的な商談に繋がりにくいという課題がありました。本システムを活用することで、製造業の営業・マーケティング部門は、各見込み客の製造課題や事業領域に合わせた個別提案を迅速に配信できるようになり、展示会出展の投資対効果(ROI)の最大化や、新規案件化率の向上が期待できます。
現場で確認したいポイント
- 自社が保有する過去の取引履歴や展示会での面談メモを、システムへどのように連携できるか
- AIが生成する下書きの修正や、送信可否を判断する社内ワークフローの運用負荷はどの程度か
- 自社のターゲット業界特有の専門用語や技術的な文脈を、AIがどの程度正確に反映できるか
確認しておきたい点
本サービスの利用料金は要問い合わせとなっており、導入費用や月額費用などの具体的な価格体系は公表されていません。また、既存の顧客管理システム(CRM)や営業支援システム(SFA)との連携仕様については、事前に確認が必要です。
関連リンク
- aiqul サービスページ:サービスの特徴や詳細を確認できます。
- デシセンス株式会社 コーポレートサイト:提供元企業の会社概要や事業内容を紹介しています。
- デシセンスのPR TIMESページ:企業のプレスリリース一覧が掲載されています。
出典情報
| 出典 | PR TIMES |
|---|---|
| 発表企業 | デシセンス株式会社 |
| 発表日時 | 2026-08-18 11:38:47 |
| 元記事 | PR TIMESで読む |