この記事の要点: 公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会(JILS)は、物流効率化法に基づき荷主企業に選任が義務付けられた「物流統括管理者」の取り組みを支援するため、「物流統括管理者連携推進会議(J-CLOP)」の活動を展開します。これに伴い、メンバー企業の募集を開始しました。2026年9月10日には、東京ビッグサイトにてメンバー企業を対象とした「第1回 物流統括管理者連携推進会議」を開催し、本格的な活動を始動します。
発表内容のポイント
- 物流統括管理者の実務支援と、企業や業種の垣根を越えた連携・共働を促進
- 荷主企業だけでなく、物流事業者やソリューションベンダーなども参画可能
- 9月10日に東京ビッグサイトで第1回会議と情報交換ラウンドテーブルを開催
発表の背景
2026年4月に全面施行された物流効率化法により、特定荷主および特定連鎖化事業者に対して物流統括管理者の選任が義務付けられました。物流統括管理者が担うべき役割は、自社内の最適化にとどまらず、取引先や物流事業者などとの連携によるサプライチェーン全体の最適化へと広がっています。しかし、こうした取り組みは一企業のみで実現することが難しいため、企業間が連携して自主的に学び、行動するための場として本会議が設立されました。
何が発表されたのか
J-CLOPでは、物流統括管理者の実務支援や企業間連携の促進を目的に、主に4つの活動を展開します。具体的には、各企業の取り組み状況に関する調査・共有を行う「知見共有」、情報交換や自主的な研究活動の場を提供する「企業間連携」、関連法令などの「情報発信」、実務を支える「人材育成」プログラムの企画・実施です。メンバーは、特定荷主などの「荷主メンバー」と、物流事業者やシステムベンダーなどの「共働メンバー」で構成され、JILS会員企業は無料で参加できます。
製造業・生産管理への見方
製造業の生産管理や調達部門にとって、物流効率化法への対応はサプライチェーンの維持に直結する重要な課題です。特に工場から出荷される製品の配送や、原材料の調達物流における「荷待ち・荷役等時間の短縮」「積載効率の向上」は、製造現場のオペレーションとも深く連動しています。本会議を通じて他社の取り組み事例や法対応の知見を得ることは、自社の物流統括管理者の体制構築だけでなく、製造・出荷プロセスの効率化や、取引先とのスムーズな共同配送体制の構築に寄与すると期待されます。
現場で確認したいポイント
- 自社が物流効率化法における「特定荷主」に該当するか、また選任状況はどうか
- 荷待ち時間の削減や積載率向上に向けて、他社や物流事業者と連携できる余地はあるか
- J-CLOPへの参画による他社事例の収集や、自社の人材育成への活用を検討するか
確認しておきたい点
J-CLOPの各種活動や企画の詳細、今後の具体的なスケジュールについては、順次案内される予定となっており、現時点では未定の部分があります。また、9月10日の第1回会議への参加には、事前にJ-CLOPメンバー企業への申し込みが必要となります。
関連リンク
- J-CLOP 関連ページ:J-CLOPの活動概要や詳細情報
- 発表企業サイト:日本ロジスティクスシステム協会の公式サイト
- 発表企業のPR TIMESページ
出典情報
| 出典 | PR TIMES |
|---|---|
| 発表企業 | 公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会 |
| 発表日時 | 2026-08-10 15:08:54 |
| 元記事 | PR TIMESで読む |