ニュース

蒲原水産、冷凍を挟まない「できたて生たらこ」の全国発送を開始

北海道白老町の蒲原水産が、自社工場で漬け込み後に一度も冷凍しない「できたて生たらこ」の全国発送を本格化。製造直販の強みを生かしたコールドチェーン管理で、高付加価値な水産加工品の提供を目指します。

生産現場のシステムNAVI編集部
蒲原水産、冷凍を挟まない「できたて生たらこ」の全国発送を開始

この記事の要点: 北海道白老町で水産加工業を営む有限会社蒲原水産は、自社工場で漬け込んだ後に一度も冷凍せず冷蔵便で届ける「工場直送 できたて生たらこ」の全国発送を本格的に開始しました。直売所で累計販売1万個を突破した人気商品であり、アラスカ・ベーリング海産の原料を使用し、毎週金曜日に自社工場から直接発送する体制を整えています。

発表内容のポイント

  • 製造後に一度も冷凍しない冷蔵配送により、薄皮の張りと粒立ちを維持
  • 原料の選別から塩漬け・熟成までを自社工場で一貫して行う生産体制
  • 毎週金曜日のみの冷蔵発送に限定し、鮮度と品質を保ったまま全国へ出荷

発表の背景

一般的なたらこ製品は製造後に冷凍され、流通・保管を経て消費者に届くのが主流です。しかし、蒲原水産は工場直売所の顧客から寄せられた声をきっかけに、メーカーのそばでしか味わえなかった「工場直送」と「できたて」の価値に着目。自社工場と直売所が隣接する強みを生かし、冷凍・解凍による品質変化を避けた冷蔵商品の開発に至りました。

何が発表されたのか

本商品は、大粒で良質なスケトウダラ卵を自社工場で漬け込み、製造後は一度も冷凍せずに冷蔵便で発送する仕組みを構築しています。これにより、冷凍品では損なわれがちだったみずみずしい旨みや食感を保持しています。毎週金曜日の発送に限定することで、工場での漬け上がりタイミングと物流を最適化し、高い鮮度を維持したまま全国の消費者へ届ける生産・出荷フローを実現しました。

製造業・生産管理への見方

食品製造業における「冷凍・解凍プロセスの排除」は、製品の食感や風味といった品質価値を最大化する一方で、厳格な生産管理と物流コントロールを要求します。蒲原水産は、原料選定から熟成までの一貫生産体制と、発送日を毎週金曜日に限定する計画的な出荷管理を組み合わせることで、リードタイムの短縮と品質保持を両立させています。これは、地域資源を活用した高付加価値な食品DXや、製造直販(D2C)モデルにおける生産・物流連携の好例と言えます。

現場で確認したいポイント

  • 冷凍を挟まない冷蔵物流において、どのような温度管理基準を設けているか
  • 週1回の特定日発送に対応するための、工場内での生産計画と人員配置の調整方法
  • 原料調達から製品出荷までのトレーサビリティがどのように確保されているか

確認しておきたい点

本商品は製造後に冷凍していない冷蔵商品(調味・塩蔵品)であり、消費期限や保管条件などの取り扱いには一般的な冷凍たらこ以上の厳格な管理が求められる点に留意する必要があります。

関連リンク

出典情報

出典 PR TIMES
発表企業 有限会社蒲原水産
発表日時 2026-08-09 09:27:53
元記事 PR TIMESで読む

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です