この記事の要点: JBCC株式会社と株式会社日立ソリューションズ東日本は、生産管理システム「R-PiCS NX」と統合供給計画ソリューション「scSQUARE ISP」の連携サービスを2026年8月7日より提供開始します。この連携により、生産管理システム内の作業・発注計画データをAPI経由で計画システムへ取り込み、設備能力や稼働状況を考慮した実現性の高い生産計画の自動立案を支援します。
発表内容のポイント
- API連携により生産管理システムから計画システムへデータをシームレスに移行
- 設備ごとの能力や稼働状況を考慮し、負荷の偏りを抑えた作業計画を自動で作成
- ガントチャートによる可視化で、設備や工程の負荷状況を直感的に把握・調整可能
発表の背景
製造現場では、需要変動や短納期化、多品種少量生産への対応から、迅速な生産計画の調整が求められています。しかし、計画策定は属人化しやすく、特に中小規模の製造業ではベテラン担当者の経験や勘に依存するケースが少なくありません。表計算ソフトなどを用いた手作業による計画立案の負担を軽減し、業務の標準化と効率化を図るため、両社はシステム連携サービスの提供に至りました。
何が発表されたのか
今回の連携サービスでは、「R-PiCS NX」が持つ作業計画や発注計画のデータを「scSQUARE ISP」へAPI経由で連携します。これにより、従来は担当者が設備稼働状況を確認しながら手作業で行っていた工程割付を自動化します。複数の設備で対応可能な工程において、最適な割り当てを行うことで負荷を平準化します。サービス構成は、自動で負荷調整ができる「スケジューラ版」と、手動で調整を行う「エディタ版」の2つのエディションが用意されています。
製造業・生産管理への見方
生産管理と現場の実行計画(スケジューリング)の間に存在する「データの分断」を解消する現実的なアプローチです。基幹システム側の受注・製造データと、現場側の設備能力や制約条件がAPIで直結されるため、計画立案のスピードが向上します。特に、ベテランのノウハウに頼っていた工程割り振りをシステム化することで、急な計画変更にも柔軟に対応できる体制を構築でき、納期遵守率の向上や現場の負荷平準化に寄与します。
現場で確認したいポイント
- 自社の設備制約や人員配置のルールが、自動スケジュール機能でどこまで再現できるか
- スケジューラ版とエディタ版のどちらが自社の運用プロセスや調整頻度に適しているか
- 既存のR-PiCS NXのデータ登録精度が、自動計画を回すのに十分なレベルにあるか
確認しておきたい点
本連携サービスを利用するにあたり、既存システムへの追加開発の要否や、具体的な導入費用、対応するR-PiCS NXのバージョン情報については、プレスリリース内に明記されていないため、個別での問い合わせが必要です。
関連リンク
- 発表企業サイト:JBCCホールディングスの公式サイトです。
- 発表企業のPR TIMESページ
出典情報
| 出典 | PR TIMES |
|---|---|
| 発表企業 | JBCCホールディングス株式会社 |
| 発表日時 | 2026-08-06 11:30:01 |
| 元記事 | PR TIMESで読む |