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東大阪の精密ばねメーカー、新規事業ブランド「Fuse Studio」を始動しアプリ開発へ

精密ばねメーカーの布施精密発條が、製造業のノウハウとデジタル技術を融合する新ブランドを始動。第一弾として妊娠記録アプリを提供開始。

生産現場のシステムNAVI編集部
東大阪の精密ばねメーカー、新規事業ブランド「Fuse Studio」を始動しアプリ開発へ

この記事の要点: 精密ばねの設計・製造を手がける布施精密発條株式会社(大阪府東大阪市)は、製造業で培ったものづくりの思想とデジタル技術を融合させる新規事業ブランド「Fuse Studio(フセスタジオ)」を始動しました。その第一弾プロダクトとして、Apple Watchと連携して自動で健康データを記録できるiPhone向けの妊娠記録アプリ「キミヲマツ」を、2026年8月5日よりApp Storeにて提供開始しています。

発表内容のポイント

  • 精密ばねメーカーが培った品質へのこだわりやユーザー視点をデジタル分野へ展開
  • 新ブランド「Fuse Studio」を通じてハードとソフトを融合した価値創出を目指す
  • 第一弾として、入力負担を軽減しプライバシーに配慮した妊娠記録アプリを開発

発表の背景

布施精密発條は創業以来、精密ばねの設計・製造を通じて顧客の課題解決に取り組んできました。近年、ソフトウェアやデジタルサービスによる課題解決の需要が高まる中、同社は「提供する手段がばねかアプリかに関わらず、使う人の課題を解決する」というものづくりの原点に立ち返り、デジタル領域への進出を決定しました。製造業の技術とデジタル技術の融合を目指し、新ブランドの立ち上げに至りました。

何が発表されたのか

新ブランドの第一弾となるアプリ「キミヲマツ」は、つわりなどで入力が負担になりやすい妊娠中の記録を「ほぼ自動」で行えるのが特徴です。iPhoneやApple Watchから取得できる歩数や活動量、心拍数などの健康データを自動で取り込むことで、ユーザーの入力作業を最小限に抑えます。また、取得した数値を「正常・異常」と判定せず、過去の平均値との比較のみを表示する設計や、データ送信を行わず端末内で管理するプライバシー配慮など、ユーザーに寄り添った仕様となっています。

製造業・生産管理への見方

本件は、伝統的な金属加工・部品製造企業が、自社の「ものづくり思想」をソフトウェア開発に応用した製造業DX・新規事業開発の事例です。ハードウェア製造で培った品質管理やユーザー視点の設計ノウハウを、デジタルプロダクトのUI/UX設計やデータ管理に活かしています。今後は精密ばね技術とデジタル技術を組み合わせた、ハードとソフトの両面からの製品・サービス開発も視野に入れており、中小製造業における事業多角化や技術融合のモデルケースとして注目されます。

現場で確認したいポイント

  • 自社のコア技術や設計思想を、デジタル分野などの異業種へどのように応用できるか
  • ハードウェアとソフトウェアを組み合わせた、新しい製品・サービスの企画立案体制
  • 新規事業開発における、既存の製造リソースとデジタル人材の連携方法

確認しておきたい点

本アプリは医療機器ではなく、診断や治療を目的とした機能は提供していません。また、アプリの有料プラン(月額480円)で提供される機能と、無料プランで利用できる機能の範囲について、導入や利用の際には仕様を確認する必要があります。

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出典情報

出典 PR TIMES
発表企業 布施精密発條株式会社
発表日時 2026-08-05 11:00:17
元記事 PR TIMESで読む

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