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シャープ、米国小型衛星会議で宇宙用太陽電池を展示へ

シャープは、米国で開催される小型衛星分野の国際会議に出展し、月面実証機や火星探査計画に採用された高効率・軽量な宇宙用太陽電池を披露します。

生産現場のシステムNAVI編集部
シャープ、米国小型衛星会議で宇宙用太陽電池を展示へ

この記事の要点: シャープ株式会社は、2026年8月23日から26日まで米国ユタ州で開催される小型衛星分野の国際会議「40th Annual Small Satellite Conference」に出展することを発表しました。同社はジャパンブース内において、拡大するLEO(低軌道)衛星市場向けに、過酷な宇宙環境での実績を持つ独自の宇宙用太陽電池技術を展示し、グローバル市場へのアピールを図ります。

発表内容のポイント

  • 月面実証機「SLIM」に搭載された軽量・柔軟なフィルムシートタイプを展示
  • 火星衛星探査計画「MMX」に採用予定のガラス封止セルタイプを披露
  • 独自のセル内配線技術により、薄膜化合物太陽電池でのCIC構造を実現

発表の背景

近年、低軌道(LEO)衛星市場が急速に拡大しており、小型衛星に搭載する電源システムへの要求が高まっています。宇宙空間という極限環境において、軽量化と高効率化、そして長期にわたる信頼性の確保が不可欠となる中、シャープはこれまで培ってきた独自の太陽電池技術を活かし、宇宙産業における部材供給の存在感を高める狙いがあります。

何が発表されたのか

今回の出展では、2つの主要な太陽電池タイプを紹介します。1つ目は、薄いフィルムでセルを封止し、曲面への搭載も可能な「フィルムシートタイプ」です。これは月面着陸機「SLIM」で数カ月にわたる動作実績を残しています。2つ目は、カバーガラスを接着した「ガラス封止セル(CIC)タイプ」です。独自の配線技術により、薄膜化合物太陽電池でありながら安定した動作性能を確保し、JAXAの火星衛星探査計画「MMX」への採用が決定しています。

製造業・生産管理への見方

宇宙・航空分野の製造プロセスでは、極限の軽量化と過酷な環境に耐える堅牢性の両立が求められます。シャープが実現した「薄膜化合物太陽電池へのカバーガラス接着技術(CIC構造)」や「フィルム封止技術」は、高度な精密実装・封止技術の結晶です。こうした高信頼性デバイスの製造技術や実績は、次世代の産業用センサーや過酷環境下で稼働するIoT機器の電源確保など、製造業における極限設計の参考事例となります。

現場で確認したいポイント

  • 展示される太陽電池の具体的な発電効率や重量比出力の数値スペック
  • 過酷な宇宙環境(放射線や急激な温度変化)に対する耐久性評価基準
  • 民間小型衛星メーカーが導入する際の調達リードタイムやカスタマイズ性

確認しておきたい点

本リリースに記載されている太陽電池の具体的な発電効率や、民間の小型衛星向け量産体制・供給価格に関する詳細な情報は開示されていません。

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出典情報

出典 PR TIMES
発表企業 シャープ株式会社
発表日時 2026-08-04 11:05:46
元記事 PR TIMESで読む

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