この記事の要点: リコーPFUコンピューティング株式会社は、産業機器向けボードコンピュータの新製品として、ATX規格の「RICOH FB22RB」およびMicro ATX規格の「RICOH FB22RBM」の2製品を2026年10月から発売します。本製品は、最新のIntel Core プロセッサー (Series 2)に対応し、製造現場における設備の高度化や長期安定運用、セキュリティ強化といったニーズに応える産業用ボードコンピュータです。
発表内容のポイント
- 最新CPUとDDR5メモリ対応による高速なデータ処理性能の実現
- PCIスロットやRS-232Cなど、既存設備と接続できる豊富なレガシー端子を搭載
- 国内設計・国内生産による5年間の長期供給と3年間の無償保証を提供
発表の背景
製造現場や検査工程では、AIを活用したエッジ処理や高解像度画像による外観検査など、処理すべきデータ量が急増しています。一方で、長年稼働している既存の設備や周辺機器との接続性を維持しつつ、システムのセキュリティや長期的な安定稼働を担保したいという強い要望があり、最新技術への対応とレガシー互換性の両立が求められていました。
何が発表されたのか
新製品は、最新のIntel Core プロセッサー (Series 2)のほか、第14世代および第13世代のプロセッサーにも対応します。高速なDDR5メモリの採用により、大容量データの高速処理を可能にしました。インターフェース面では、最新のPCI Express Gen4やUSB 5Gbps、3ポートのLANを備える一方で、PCIスロット(FB22RBのみ3スロット搭載)やAnalog RGB、RS-232Cといったレガシー規格も継承しています。これにより、既存の資産を活かしたシステム更新が容易になります。
製造業・生産管理への見方
本製品は、工作機械や産業用ロボットの制御、外観検査装置、半導体製造装置など、高い信頼性が求められる製造現場のシステムに最適です。国内設計・国内生産体制により、トレーサビリティと品質の安定性が確保されています。また、欧州サイバーレジリエンス法(CRA)への準拠に必要なSBOMなどの技術情報提供や、上市後の脆弱性対応支援、自社開発のシステム監視ツール「EmbedWare/SysMon」によるトラブル未然防止など、工場のセキュリティと安定稼働を支える機能が揃っています。
現場で確認したいポイント
- 自社の既存設備で使われているPCIカードやシリアル通信機器との接続互換性
- 装置の筐体サイズや内部構成に合わせたATXとMicro ATXの選定
- 欧州サイバーレジリエンス法(CRA)への対応が必要な輸出向け装置への組み込み要件
確認しておきたい点
ディスクリートTPMによるセキュリティ強化はオプション対応となります。また、製品の仕様やサポート情報は発表時点のものであり、導入検討時には最新の仕様書を確認する必要があります。
関連リンク
- 製品詳細ページ:RICOH FB22RB/FB22RBMの仕様や特長を紹介
- リコーPFUコンピューティング公式サイト:産業用コンピュータ事業を展開する企業の公式サイト
- 発表企業のPR TIMESページ
出典情報
| 出典 | PR TIMES |
|---|---|
| 発表企業 | リコーPFUコンピューティング株式会社 |
| 発表日時 | 2026-08-03 11:56:07 |
| 元記事 | PR TIMESで読む |