この記事の要点: 双葉電子工業株式会社は、産業用サーボモータ「BLA34シリーズ」の新たなバリエーションとして、コネクタをサイドに配置した「BLA34-12U-AB2」および「BLA34-28U-AB2」の2機種の取り扱いを開始しました。本製品は、従来と同等のサイズ感を維持しながら高いトルク性能を備えており、今回のサイドコネクタ仕様の追加によって、機器設計における配線レイアウトの自由度がさらに向上します。
発表内容のポイント
- コネクタをサイドに配置し、限られたスペースでの配線方向の選択肢を拡大
- 従来製品「AJ9DA」シリーズと同等サイズで2倍以上のトルク性能を維持
- 防水・防塵規格やCAN通信に対応し、UAVや産業機器など幅広い分野に適合
発表の背景
産業機器やUAV(無人航空機)の分野では、装置の小型化や高出力化に伴い、限られた内部スペースに効率よく部品を配置する設計技術が求められています。双葉電子工業は、高トルクと環境耐性を両立した「BLA34シリーズ」を展開してきましたが、さらなる実装性の向上や配線レイアウトの柔軟性を求める市場のニーズに応えるため、コネクタの向きを変更した新機種を追加しました。
何が発表されたのか
新たに追加された「BLA34-12U-AB2」(最大トルク16.5N・m)と「BLA34-28U-AB2」(最大トルク15.4N・m)は、コネクタを側面に配置したサイドタイプです。これにより、ケーブルの引き回しスペースが制限される薄型筐体や複雑な構造の装置内部でも、干渉を避けながら最適な配線ルートを確保できます。製品サイズは63.0×34.0×57.8mm、重量は270gとコンパクトながら、従来製品「AJ9DA」シリーズ比で2倍以上のトルク性能を誇ります。標準仕様のケーブルはストレートタイプですが、オプションとしてアングルタイプも選択可能です。
製造業・生産管理への見方
製造現場の自動化設備や搬送ロボット、各種産業用装置の設計・開発において、アクチュエータの配置スペースと配線処理は常に課題となります。今回追加されたサイドコネクタ仕様は、限られたデッドスペースへのサーボモータの実装を容易にし、装置全体のダウンサイジングや設計工数の削減に寄与します。また、防水・防塵規格への対応やCAN通信による制御が可能なため、粉塵や水滴が懸念される工場内の過酷な環境下で稼働する生産設備や、精密な位置決め・トルク管理が求められる自動化ラインへの組み込みにも適しています。
現場で確認したいポイント
- 自社の自動化装置やロボットの設計において、サイドコネクタによる配線スペース削減効果があるか
- 最大トルク15.4〜16.5N・mのスペックが、対象となる駆動部の要求仕様を満たしているか
- 標準のストレートケーブル以外に、別売のアングルタイプケーブルの導入が必要か
確認しておきたい点
本製品の防水・防塵規格の具体的な等級(IPコードなど)や、CAN通信の対応プロトコルの詳細については、元リリースに記載がないため、実機選定の際にはメーカーへの直接の確認が必要です。
関連リンク
- 双葉電子工業株式会社 公式サイト:発表企業である双葉電子工業のコーポレートサイトです。
- 発表企業のPR TIMESページ
出典情報
| 出典 | PR TIMES |
|---|---|
| 発表企業 | 双葉電子工業株式会社 |
| 発表日時 | 2026-08-03 10:10:01 |
| 元記事 | PR TIMESで読む |