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三菱電機、米国にデータセンター向け冷却機器の製造工場を設立 27年4月稼働へ

三菱電機は、米国オハイオ州にデータセンター向け冷却機器の新工場を設立。既存の自動車部品拠点を改修し、消費地生産体制を構築します。

生産現場のシステムNAVI編集部
三菱電機、米国にデータセンター向け冷却機器の製造工場を設立 27年4月稼働へ

この記事の要点: 三菱電機株式会社は、米国におけるデータセンター向け冷却システムの需要拡大に対応するため、オハイオ州に新会社「MEHITS US, Inc.」を2026年8月に設立し、新工場を建設することを発表しました。約30百万USドルを投じて既存の自動車用電装品製造拠点の一部を改修・転用し、2027年4月の製造開始を目指します。これにより、世界最大の市場である米国での消費地生産体制を確立します。

発表内容のポイント

  • 約30百万USドルを投じ、オハイオ州の既存製造拠点の一部を改修して新工場を設立
  • 2027年4月に製造を開始し、2030年には年間約6,000台の生産能力を計画
  • 設計提案から販売、保守までを一貫して提供するワンストップサービス体制を強化

発表の背景

AIデータセンターの建設急増に伴い、サーバー内のチップを効率的に冷却する液体冷却システムなどの需要が世界的に拡大しています。これまで三菱電機の米国向け冷却機器は、イタリアのグループ会社が開発・製造を担っていましたが、米国現地での消費地生産へ移行することで、リードタイムの短縮と供給の安定化、競争力の強化を図る背景があります。

何が発表されたのか

新工場では、データセンター用冷却機器(直膨系機種、ファンウォール機種、CDUなど)を生産し、延床面積は13,800平方メートルを予定しています。米国市場で電源供給設備を展開するグループ会社「MEPPI」のUPS(無停電電源装置)などの製品群と、新工場で生産する冷却機器を組み合わせることで、電源から冷却までを網羅したトータルソリューションの提供を目指します。

製造業・生産管理への見方

製造業や生産管理の視点では、既存の自動車用電装品工場(MEAAのオハイオ州メイスン拠点)の一部を改修・転用するというアセットの有効活用策が注目されます。また、イタリアからの輸出に頼っていた供給体制を、需要地である米国での「消費地生産」に切り替えることで、サプライチェーンの短縮とロジスティクスリスクの低減を実現する、製造業DX・グローバル生産体制再構築の好例と言えます。

現場で確認したいポイント

  • 既存の自動車部品工場から冷却機器工場への転用における、生産ライン改修の進捗状況
  • 直膨系やファンウォール、CDUなど、多様な冷却方式に対応する生産設備の柔軟性
  • 米国現地での保守サービス体制や、電源供給設備と連携したシステム設計の連携度

確認しておきたい点

2027年4月の製造開始に向けた改修プロセスの詳細や、2030年予定の年間生産能力約6,000台に向けた段階的な立ち上げスケジュールについては、現時点のリリースからは確認できません。

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出典情報

出典 PR TIMES
発表企業 三菱電機株式会社
発表日時 2026-07-30 19:00:01
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