この記事の要点: クリエーションライン株式会社は、オープンソースの信頼性向上を支援する米国Chainguard社とパートナー契約を締結し、ソフトウェアサプライチェーンセキュリティ製品の提供を開始しました。本取り組みは、同社が展開する「AIセキュリティ&ガバナンスソリューション」の一環として位置づけられており、製造業のDX推進やスマート工場化に伴うシステム開発において、安全なソフトウェア基盤の構築を支援します。
発表内容のポイント
- 既知の脆弱性を最小化したコンテナやOSSライブラリを提供し、開発基盤を保護
- ソフトウェア部品表(SBOM)の標準付属により、供給経路の透明性と安全性を確保
- 脆弱性パッチ対応にかかるエンジニアの工数を削減し、システム開発の生産性を向上
発表の背景
製造現場のデジタル化やAI活用が進む中、オープンソースソフトウェア(OSS)の利用が拡大しています。しかし、コンテナイメージや依存ライブラリに潜む脆弱性を狙ったサプライチェーン攻撃が増加しており、従来の対策では検知が困難なことが課題となっています。安全なシステム開発を維持するため、ソフトウェアの供給経路自体を保護するセキュリティ対策が強く求められていました。
何が発表されたのか
今回提供されるソリューションは、開発段階から安全性を確保する「セキュア・バイ・デザイン」の原則に基づいています。具体的には、既知の脆弱性を最小化したコンテナイメージ「Chainguard Containers」や、安全にビルドされたJava・Python・JavaScript向けライブラリ、SBOMが標準付属するOSパッケージなどをラインナップ。これにより、開発環境や本番環境への脆弱性の混入を防ぎ、安全なシステム構築を可能にします。
製造業・生産管理への見方
スマート工場や生産管理システムの高度化において、AIやクラウドネイティブ技術の導入は不可欠ですが、同時にサイバー攻撃のリスクも高まっています。特に製造業では、調達や物流だけでなく、ソフトウェアのサプライチェーンセキュリティ確保も重要な課題です。本ソリューションの導入により、脆弱性スキャンとパッチ適用に追われる現場の運用負荷を軽減し、安全な製造業DXや生産管理システムの開発に専念できる環境が整います。
現場で確認したいポイント
- 自社の生産管理システムや工場内システムで、OSSライブラリの脆弱性管理が適切に行われているか
- 開発ベンダーから提供されるソフトウェアのSBOM(部品表)の提出や管理体制が整っているか
- 脆弱性対応(CVEパッチ適用)に、自社の開発・運用エンジニアの工数がどの程度割かれているか
確認しておきたい点
本ソリューションの導入にあたり、既存の開発環境や運用フローへの具体的な組み込み手順、およびクリエーションラインによる国内サポートの具体的な対応範囲については、個別での確認が必要です。
関連リンク
- 関連ページ(Chainguard):提供されるセキュリティ製品の詳細情報
- 発表企業サイト:クリエーションライン株式会社の公式ホームページ
- 発表企業のPR TIMESページ
出典情報
| 出典 | PR TIMES |
|---|---|
| 発表企業 | クリエーションライン株式会社 |
| 発表日時 | 2026-07-28 11:10:01 |
| 元記事 | PR TIMESで読む |