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物流倉庫の多言語化とトラック呼出を一体化 TCIが「ヨビトラ」に自動翻訳機能を追加

株式会社TCIは、物流倉庫向けシステム「ヨビトラ」に、日本語の指示を6言語に自動翻訳する現場チャットと無線機能を追加。言葉の壁による事故や離職を防ぎ、改正物流効率化法への対応も支援します。

生産現場のシステムNAVI編集部
物流倉庫の多言語化とトラック呼出を一体化 TCIが「ヨビトラ」に自動翻訳機能を追加

この記事の要点: 株式会社TCIは、物流倉庫向けトラック呼出・バース予約・受付システム「ヨビトラ」において、日本語で入力・発話した指示が外国人スタッフの母国語にリアルタイムで自動翻訳される「多言語現場チャット」および「リアルタイム翻訳無線」の提供を開始しました。2024年問題による人手不足や、特定技能「物流倉庫」の受入開始を見据え、現場の「言葉の壁」の解消と業務効率化を同時に目指します。

発表内容のポイント

  • 日本語で話すだけで英語やベトナム語など6言語に自動翻訳されるチャット機能を搭載
  • スマホをインカムのように使い、発話内容を翻訳して音声で読み上げる無線オプション
  • ドライバーのアプリ不要なトラック呼出機能と、改正物流効率化法に対応した時間記録

発表の背景

物流業界では、時間外労働の上限規制に伴う輸送力不足が懸念される中、荷待ち時間の削減や、2026年4月に全面施行された改正物流効率化法への対応が急務となっています。一方で、現場では外国人労働者の増加が進んでおり、2027年には特定技能「物流倉庫」分野の受け入れ開始も控えています。言葉の壁による指示の不徹底や荷役事故、早期離職といった課題を解決するため、本機能の提供に至りました。

何が発表されたのか

今回追加された「多言語現場チャット」は、日本語、英語、中国語、ベトナム語、ポルトガル語、インドネシア語に対応しています。管理者が日本語で送信した指示が、スタッフの端末にはそれぞれの母国語で表示され、音声読み上げも行われます。また、オプションの「リアルタイム翻訳無線」では、端末を押しながら話すだけで、発話内容が自動翻訳されて全端末に配信されます。さらに、待機トラックの呼出機能はLINEやSMSなどを利用するため、ドライバー側のアプリインストールは不要です。受付から接車完了までの時刻を自動記録し、荷待ち時間の報告に必要なCSV出力にも対応しています。

製造業・生産管理への見方

製造業の出荷・受入を担う工場併設の物流倉庫や、部材調達・製品出荷の物流拠点において、外国人スタッフの比率向上に伴う安全管理と作業効率化は共通の課題です。本システムは、フォークリフト作業者への指示伝達や、バースへのトラック誘導を多言語でスムーズに行う仕組みを提供します。特に、フォークリフト用のスピーカーやインカムに対応した音声翻訳機能は、作業中の安全確保に寄与します。また、改正物流効率化法で求められる「荷待ち・荷役時間2時間ルール」の順守に向け、受付から完了までの時間を自動で記録・可視化できるため、荷主としてのコンプライアンス対応や改善活動にも活用可能です。

現場で確認したいポイント

  • 自社の物流倉庫や受入バースにおける外国人スタッフの比率と、指示伝達の課題を確認する
  • フォークリフト乗車中や騒音のある現場環境で、音声読み上げやインカムが実用的に機能するか
  • 改正物流効率化法に対応するための、荷待ち・荷役時間の記録・集計体制が整っているか

確認しておきたい点

リアルタイム翻訳無線機能は、現場端末1台につき月額980円(税別)のオプション料金が発生します。また、実際の翻訳精度や現場の騒音下での音声聞き取りやすさについては、30日間の無料トライアルなどを活用して事前に検証する必要があります。

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出典情報

出典 PR TIMES
発表企業 株式会社TCI
発表日時 2026-07-27 18:20:01
元記事 PR TIMESで読む

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