この記事の要点: 株式会社RYODENは、工場やオフィスビルなどの省エネと省人化を支援する環境サービス「R-AC CONNECT(ラック コネクト)」の提供を開始しました。本サービスは、同社が空調やFA分野で培った知見を活かして開発した統合監視制御システムを中核としています。空調機器だけでなく、電力、水、ガス、照明など、施設内の多様な設備をメーカー問わず接続し、遠隔からの監視・制御・自動運転を可能にします。
発表内容のポイント
- クラウドによる遠隔監視・制御で、設備管理の省人化と障害時の迅速な対応を実現
- メーカーを問わず、空調から生産設備、ユーティリティまで一元管理できる高い拡張性
- デマンド制御やZEB報告書作成支援など、省エネと業務効率化を支える独自アプリを搭載
発表の背景
現在、工場やビルの設備管理現場では、常駐管理員の不足による遠隔監視へのニーズや、設備ごとの個別管理による非効率性が課題となっています。さらに、電気代の高騰や省エネ法対応に伴う報告業務の増加、省エネ投資における初期費用の負担なども重なり、これらを解決するために、既存設備を活かしつつ柔軟に導入できる統合的な管理システムが求められていました。
何が発表されたのか
「R-AC CONNECT」は、クラウドを介して空調機器などの運転状態を一括監視し、エネルギー消費のムダを可視化します。様々な通信規格に対応しているため、既存の生産設備やユーティリティ設備(水、ガス、蒸気、エアーなど)ともメーカーを問わず連携可能です。また、契約電力の超過を防ぐデマンド制御や、ZEB関連の報告書作成を支援する独自アプリケーションを備えており、管理者の業務負荷を軽減します。
製造業・生産管理への見方
製造現場において、生産ラインだけでなく、コンプレッサーやボイラーといったユーティリティ設備、空調などの環境インフラは、エネルギー消費の大きな割合を占めています。これらをメーカーの垣根を越えて一元管理できることは、工場全体のエネルギー最適化(FEMS)を進める上で大きなメリットです。また、中核システムである「REMCES」は省エネルギー補助金(エネマネ補助金)の指定EMSに認定されており、初期投資を抑えたDX推進が期待できます。
現場で確認したいポイント
- 自社の既存設備や生産ラインの通信規格が、本システムとスムーズに接続可能か
- エネマネ補助金の適用条件を満たし、初期投資をどの程度抑えられるか
- 順次提供予定とされている「AIを活用した空調・換気制御」の具体的なリリース時期
確認しておきたい点
AIを活用した空調・換気制御機能については「順次提供予定」とされており、導入初期からすべての機能が利用できるわけではない点に留意する必要があります。
関連リンク
- 発表企業サイト:株式会社RYODENの公式企業サイトです。
- 関連ニュースリリース:本件に関する詳細なプレスリリース情報です。
- 発表企業のPR TIMESページ
出典情報
| 出典 | PR TIMES |
|---|---|
| 発表企業 | 株式会社RYODEN |
| 発表日時 | 2026-07-27 11:10:01 |
| 元記事 | PR TIMESで読む |