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ベトナム地方製造業のDX、生産管理や追跡性向上で輸出拡大へ

ベトナム・タインホア省の地方企業や協同組合が、生産管理や品質管理、トレーサビリティのデジタル化を進め、海外市場への輸出を拡大しています。

生産現場のシステムNAVI編集部
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この記事の要点: ベトナム中北部のタインホア省において、地方の製造企業や協同組合がデジタル技術を導入し、生産効率の向上と輸出市場の開拓を進めています。従来は大企業や都市部に限られていたデジタル化の波が地方の製造現場にも浸透し、生産管理や品質管理、製品のトレーサビリティ(追跡可能性)向上に寄与しています。これにより、環境配慮型製品などの海外輸出が活発化しています。

ニュースのポイント

  • 生産管理や品質管理、トレーサビリティのデジタル化により海外市場の要求に対応
  • 電子生産ログやQRコードの導入により、従来の生産重視からデータ管理重視へ転換
  • 小規模事業者における技術導入のばらつきや、物流インフラの不足が今後の課題

背景

ベトナムのタインホア省では、地方経済の活性化に向けて「一郷一品(OCOP)」運動とデジタル化を組み合わせた取り組みが進められています。2026年上半期には新たに35のOCOP製品が認定され、2026年から2030年にかけて3つ星以上の製品を328品目開発する計画です。この計画の基盤として、生産・管理・販売プロセスへのデジタル技術導入が強く推奨されています。

何が起きたのか

具体的な事例として、竹製ストローを製造するタントー竹協同組合は、デジタルマーケティングやオンライン商談を活用し、オーストラリアやカナダへの安定した輸出ルートを確立しました。また、農業廃棄物である稲わらからバイオ固形燃料を製造するUlstraw社は、生産管理、品質管理、トレーサビリティのデジタル化を加速させています。同社はB2Bプラットフォームやオンライン展示会を活用することで、従来の取引手法に依存せず、海外パートナーの厳しい要求に応える体制を整えています。

製造業・生産管理への見方

本事例は、地方の小規模な製造拠点であっても、生産管理のデジタル化とトレーサビリティの確保がグローバルサプライチェーンへの参入切符になることを示しています。電子生産ログの導入やQRコードによる個体識別管理は、製品の信頼性を高め、海外バイヤーとの取引を円滑にする必須要素となっています。生産現場が単に「作る」だけでなく、データを管理し開示できる体制を整えることが、市場拡大に直結する時代に入っています。

現場で確認したいポイント

  • 自社の生産工程において、海外顧客から求められるトレーサビリティ基準を満たせているか
  • 手書きの生産日誌から電子生産ログへの移行など、現場のデータ入力負荷を抑えたデジタル化が可能か
  • 製品の品質保証データを、顧客や取引先に迅速かつ透明性をもって開示できる仕組みがあるか

確認しておきたい点

地方の小規模事業者においては、資金や人材の不足からデジタル技術の導入レベルにばらつきがあり、通信や物流インフラの未整備が電子商取引や出荷管理のボトルネックになっている点が指摘されています。

出典情報

出典 vietnam.vn
公開日時 2026-07-21T00:38:00.890Z
元記事 vietnam.vnで読む

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